TOP > 技術シーズ検索 > 放射線(γ線、電子線、放射性廃棄物)エネルギーの有効利用による環境水中の有害有機化合物の分解無害化の方法

放射線(γ線、電子線、放射性廃棄物)エネルギーの有効利用による環境水中の有害有機化合物の分解無害化の方法

シーズコード S022000209
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 吉田 朋子
研究者所属機関
  • 名古屋大学 理工科学総合研究センター総合エネルギー科学第6研究室
研究機関
  • 名古屋大学 理工科学総合研究センター
技術名称 放射線(γ線、電子線、放射性廃棄物)エネルギーの有効利用による環境水中の有害有機化合物の分解無害化の方法
技術概要 この新しい技術は有機化合物の分解方法、特に放射線を利用した方法に関するものであって、放射線エネルギーを有効利用することによって、排水或いは排溶液中に存在する内分泌撹乱物質(環境ホルモン)等の有害有機化合物を溶液中から分離除去することなく分解し無害化できるもので、特に高原子番号材料を共存させることにより、γ線、電子線あるいは放射性廃棄物からの各種放射線を化学的効果の高い二次電子や紫外・可視光に変換し有害有機化合物の分解を促進させることができる。本発明によって、従来の光触媒を用いた排水処理で問題となる懸濁液等の不透明溶液の処理や、分解後の固体材料の回収、再利用に関する問題も一気に解決できる。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S022000209_01SUM.gif
従来技術、競合技術の概要 最近、内分泌攪乱物質(環境ホルモン)など有機化合物の生体への影響が問題視されていて、その影響を低減化するために、有機化合物の分解、無公害化が研究されているが、例えばTiO2(二酸化チタン)を始めとする光触媒を利用した排水中の有害物質の分解が知られてはいるが、環境ホルモンは微量でも効果が著しいので微量の処理が求められる。また、これに対して、紫外光、可視光照射を必要とするので、不透明液のばあいは処理が困難である。また吸着剤による吸着除去、触媒を利用した吸着分離など様々な試みがなされてはいるもののまだ決定的なものは行われていない。
研究分野
  • 有機化合物の毒性
  • 環境問題
  • 人間に対する影響
  • 分解反応
展開可能なシーズ (1)高原子番号材料を利用して、γ線、電子線、放射性廃棄物を化学的効果の高い二次電子や紫外・可視光に変換出来る有害有機物無害化方法
(2)排水・排溶液及び容器の透明・不透明にかかわらず排水中の有害有機化合物の処理が可能である無害化方法
(3)処理時に、排水・排溶液に共存させた材料を、分解後に溶液から容易に回収し再利用することができる無害化方法
用途利用分野 環境ホルモンをはじめとする有害有機化合物を含む排水又は排溶液の処理分野
核燃料廃棄物等の放射性廃棄物処理を行う原子力分野
関連発表論文 (1)吉田朋子. ガンマ線による環境ホルモンの分解. ONSA先端科学研究会資料. vol.23rd,2001,p.1‐6.
(2)吉田朋子, 田辺哲朗, 宮下祥則, 吉田寿雄, 服部忠. γ線による環境ホルモンの分解,無害化. 日本原子力学会誌. vol.42,no.10,2000,p.1082‐1083.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人名古屋大学, . 吉田 朋子, 田辺 哲朗, 吉田 寿雄, 服部 忠, . 有機化合物の分解方法. 特開2001-334262. 2001-12-04
  • C02F   1/30     
  • B01J  19/12     
  • G21H   5/00     

PAGE TOP