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バイオマスの前処理方法

シーズコード S130012009
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 仁宮 一章
  • 高橋 憲司
  • 清水 宣明
技術名称 バイオマスの前処理方法
技術概要 バイオマスの前処理方法は、木質系バイオマスをイオン液体に浸漬し、イオン液体に浸漬された木質系バイオマスに対し超音波照射による前処理を行い、この前処理後の木質系バイオマスからイオン液体を取り除く方法である。この方法において、木質系バイオマスがリグノセルロース系バイオマスであり、前処理は室温で行うことが好ましい。このように、木質系バイオマスをイオン液体に浸漬し、超音波照射による前処理を行うと、超音波によりキャビテーションバブルが生成し、このキャビテーションバブルの圧壊時に物理的なエネルギーが加わって局所的な高温・高圧場が形成され、リグニン構造が緩和する。また、イオン液体がリグノセルロースを溶解し、アニオンとセルロースの間に新たな結合が形成され、非結晶化リグノセルロースとなる。これらの現象により、結果として高い糖化反応促進効果が得られ、その後の糖化反応において糖化効率が向上するものと考えられる。
画像

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研究分野
  • 生物燃料及び廃棄物燃料
展開可能なシーズ バイオエタノール生産において、糖化前処理として、バイオマスを水溶液中に懸濁させて超音波を照射する方法や、バイオマスをイオン液体に溶解させ加熱することで後の糖化反応を促進する方法等が提案されているが、糖化反応促進効果(前処理バイオマスからのグルコースの可溶化率等)が十分とは言えず、リグノセルロース系バイオマスの有効利用が十分に果たされているとは言えないのが実情である。そこで、木質バイオマスの前処理後の糖化反応促進効果を飛躍的に高めることができ、リグノセルロース系バイオマス等の木質系バイオマスを十分に有効利用し得るバイオマスの前処理方法を提供する。
木質バイオマスの前処理後の糖化反応促進効果を飛躍的に高めることができ、その後の糖化反応において糖化効率を大幅に向上することができる。したがって、リグノセルロース系バイオマス等の木質系バイオマスを十分に有効利用することが可能である。
用途利用分野 バイオマス前処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人金沢大学, . 仁宮 一章, 高橋 憲司, 清水 宣明, . バイオマスの前処理方法. 特開2012-086154. 2012-05-10
  • B09B   3/00     
  • C12P  19/02     

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