TOP > 技術シーズ検索 > オキナワモズクを原料とした環境にやさしい天然物由来の凝集剤

オキナワモズクを原料とした環境にやさしい天然物由来の凝集剤

シーズコード S130012012
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 小西 照子
  • 榎 牧子
技術名称 オキナワモズクを原料とした環境にやさしい天然物由来の凝集剤
技術概要 水処理剤は、オキナワモズクを水中で粉砕して、その水溶液に酸を加えて、医薬・健康食品として有用な成分(フコイダン等)の水可溶分を除去して、その残渣を原料とし、酸性条件がオキナワモズクの粉砕物に少なくとも0.05モルの酸を加えてフコイダン等の水可溶分を除去する。この場合、オキナワモズクをミキサーなどで粉砕してペースト状にして、この中に酸、例えば、塩酸、クエン酸、酢酸、硫酸の無機酸、有機酸、或いはこれらの混合酸を添加する。水処理剤、凝集・沈殿剤としては、分子量は50,000~500,000が好ましい。有効成分を抽出した後の残渣を利用することによって、例えば、最初からオキナワモズクを原料とするよりも、原料の集荷・選定、洗浄等の前処理が不要で品質の安定化、コストダウンが実現できる。フコイダン等の水可溶分を除去後、残渣が初期重量の0.5~20%であって、残渣中のセルロースの成分が少なくとも50~60%であることが好ましい。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2010-234025.gif
研究分野
  • 用水の化学的処理
  • 下水,廃水の化学的処理
  • 産業廃水処理
展開可能なシーズ 飲み水や工場排水は原水を浄化処理して使用或いは廃棄している。その浄化で最も重要な役目を担うのが、凝集剤である。従来の凝集剤には、凝集剤の使用量が多くなり、結果として処理スラッジの量が多くなるという問題や処理液中に金属イオンの蓄積があるという等の問題がある。そこで、これらの問題を含まない、天然物資源を使用し、更には天然物から医薬・健康食品として有用な成分を抽出した残渣物から、工業的に安価で環境にやさしい水処理剤、凝集・沈殿剤を提供する。
オキナワモズク由来の凝集剤であり、水処理した後の廃棄物の処理や埋め立てなどにおいても問題はない。また、オキナワモズクからフコイダン等の有効成分を抽出した残りの残渣を原料にするために、原料の均一性や原料を集める手間が省ける。フコイダンと言う有用成分の抽出に使用する為に、精選したオキナワモズクの収穫、抽出と言う化学的な処理を経る為にオキナワモズクの洗浄や不純物の除去が行われる。その後、さらに、フコイダン等の有効成分を抽出するために、非常に安定して且つきれいな残渣であると言える。
用途利用分野 凝集剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 琉球大学, . 小西 照子, 榎 牧子, . オキナワモズクを原料とした環境にやさしい天然物由来の凝集剤. 特開2012-071293. 2012-04-12
  • B01D  21/01     

PAGE TOP