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微小血管障害又はその関連疾患のバイオマーカー

シーズコード S130012020
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 坂東 泰子
  • 重田 寿正
  • 室原 豊明
技術名称 微小血管障害又はその関連疾患のバイオマーカー
技術概要 まず、従来のDPP4染色法の有効性を検証した。その結果、従来法では、心筋組織で非特異的染色部分が大半となることに加え、試薬の保存・調製の段階で基質が失活するという問題があることが判明した。そこで、新たな染色法の確立を目指し検討した。その結果、最適な条件等を見出すことに成功し、DPP4活性を特異的に検出可能な新規染色法を完成した。実験の結果、血管内皮が染色されることが判明し、中膜をともなう冠動脈内皮にはDPP4陽性部位は検出されず、毛細血管内皮に限局してDPP4活性を認めるという、重要な知見が得られた。また、糖尿病性心筋症ラットの心筋では、非糖尿病コントロールラット心筋に比較しより強いDPP4活性を認め、心筋障害の病態形成へのDPP4の強い関与が示された。このように、新規DPP4活性染色法の確立に成功し、心筋組織標本においてより特異性の高いDPP4活性染色が可能となった。また、心筋障害における心筋毛細血管の重要な役割が明らかとなり、その本質はDPP4活性に依存することが示唆された。即ち、DPP4活性の亢進による毛細血管の障害が心筋障害の基盤ないし原因となり得ることが判明した。
画像

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研究分野
  • 化学検査
  • 血管系
展開可能なシーズ 虚血性心筋障害後にジペプチジルペプチダーゼ4(DPP4)活性亢進が生じることが報告されたがDPP4活性亢進の臨床的意義は不明である。そこで、DPP4活性の臨床的意義を明らかにし、その臨床応用を図る。
疾患特異的病理診断方法が皆無であった糖尿病性心筋障害のバイオマーカーとしてのDPP4の有用性を裏付けることができ、その臨床的意義は極めて大きい。
用途利用分野 バイオマーカー、微小血管障害、染色法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 坂東 泰子, 重田 寿正, 室原 豊明, . 微小血管障害又はその関連疾患のバイオマーカー. 特開2012-085603. 2012-05-10
  • C12Q   1/37     
  • A61K  45/00     
  • A61P   9/00     
  • A61P   9/04     
  • A61P   9/10     
  • A61P  13/12     
  • A61P  17/02     
  • A61P  25/28     
  • A61P  27/02     
  • A61P  43/00     
  • C12N   9/48     
  • G01N  21/78     
  • G01N  33/48     
  • G01N  33/68     

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