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ナノ粒子の製造方法及びナノ粒子分散液

シーズコード S130012025
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 鳥本 司
  • 岡崎 健一
  • 太田 康弘
  • 桑畑 進
  • 柴山 環樹
技術名称 ナノ粒子の製造方法及びナノ粒子分散液
技術概要 真空の蒸着チャンバー12、ターゲット材18、陰極14、陽極16を備えた蒸着装置10を使用する。Auのターゲット材を陰極に装着し、イオン液体22を載せたガラス基板20を陽極16上に載せる。蒸着チャンバー内を真空又はガス雰囲気にして陰極に高電圧を印加する。蒸着チャンバー内にグロー放電が発生し、放電で生じたガスイオンがターゲット材に衝突し、Au原子がスパッタ蒸発される。ターゲット材からたたき出されたAu原子が対面するイオン液体に入り込み、Au原子のナノ粒子がイオン液体に分散する。陰極にInのターゲット材24を装着し、In原子をスパッタ蒸発する。すると、ターゲット材24からたたき出されたIn原子が対面するイオン液体に入り込む。このとき、イオン液体に分散しているAuが酸化されていなければ、In原子はAu原子から構成するナノ粒子の周りを取囲む。イオン液体には、AuコアとIn及び/又はその酸化物からなるシェルを備えたナノ粒子が分散する。このコアシェル構造を持つナノ粒子が分散したイオン液体をガラス基板から試験管26に回収する。
画像

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研究分野
  • 金属組織学
展開可能なシーズ コアシェル構造を持つナノ粒子の製造方法及びそのナノ粒子分散液に関し、金属の種類を限定することなく簡単な操作によりコアシェル構造のナノ粒子を製造する。触媒金属からなるコアと多孔性の金属からなるシェルとを備えている場合には、触媒化学の分野に利用する。また、種々のデバイスなどの分野にも応用する。
イオン液体にAuとInのスパッタリングを連続して行うという簡単な操作により、コアシェル構造を持つナノ粒子を得ることができる。また、化学還元法などを利用するものではないため、AuとInとは組み合わせも制限されず、汎用性が高い。還元反応を順次実施しないので、製造手順が煩雑になることはない。このコアシェル構造を持つナノ粒子が凝集したとしても、シェルが存在していることからコアをなすAu同士が凝集することはない。このため、例えばコアをなすAuが触媒機能を有し、シェルが多孔性を有する場合、このナノ粒子が凝集したとしても、反応基質が多孔性のシェルを通じて効率よくコアと接触することができるため、Auの触媒機能を十分発揮することができる。
用途利用分野 ナノ粒子触媒金属、太陽電池
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 鳥本 司, 岡崎 健一, 太田 康弘, 桑畑 進, 柴山 環樹, . ナノ粒子の製造方法及びナノ粒子分散液. 特開2012-117097. 2012-06-21
  • B22F   9/02     
  • B22F   9/00     

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