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有機化合物の分解方法および装置

シーズコード S022000213
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 遠藤 琢磨
研究者所属機関
  • 名古屋大学
研究機関
  • 名古屋大学
技術名称 有機化合物の分解方法および装置
技術概要 凝縮相にある有機塩素化合物などを、衝撃圧縮することによりその反応性を高め、瞬時に、化学的に分解する方法およびそのための装置である。衝撃インピーダンスの高い物質でできたカプセル中に被分解物を格納し、そのカプセルに秒速数kmの飛行体を衝突させる。飛行体の衝突により、カプセル内の被分解物は衝突圧縮を受ける。カプセル内では衝撃波が繰り返し反射され、被分解物は多段衝撃圧縮により超高圧状態となり、化学的に分解される。カプセルは、しばらくは自分自身の慣性により衝撃波反射壁の役割を演ずるが、やがて飛散し、それと同時に分解された物質が急激に断熱膨張し、再合成が阻止される。
画像

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従来技術、競合技術の概要 既に実用化されている従来技術は高温溶解炉である。これはいわゆる巨大技術であり、24時間連続運転型で、初期導入費用が非常に高く、処理量・財政規模が共に巨大な大都市でのみ導入可能である。
研究分野
  • 汚染原因物質
  • 廃棄物処理
  • 廃棄物処理一般
  • 高速空気力学
展開可能なシーズ (1)パルス運転型の装置であるため、装置の立ち上げ・立ち下げ時のエネルギーロスがない有機化合物の分解装置
(2)装置が小型・単純であるため、省スペース・低コストで技術導入ができる有機化合物の分解方法
(3)被分解物を瞬間的な衝撃圧縮により分解するため、処理時間が極めて短い分解装置
用途利用分野 ダイオキシン等の有害有機化合物を含んだ廃棄物焼却灰および土壌の無害化処理
PCB等の難分解性有害有機化合物の無害化処理
超高圧状態を利用した化学工業
関連発表論文 (1)遠藤琢磨, 八幡大介, 藤原俊隆. 衝撃圧縮による有害有機化合物分解処理技術の提案および実証実験. 廃棄物学会論文誌. vol.12,no.2,2001,p.75‐81.
(2)遠藤琢磨, 八幡大介, 西出幸司, 藤原俊隆. 高速飛行体の衝突による有機塩素化合物の化学分解. 衝撃波シンポジウム講演論文集. vol.1999,2000,p.261‐264.
(3)八幡大介, 西出幸司, 藤原俊隆, 遠藤琢磨. 高速飛行体衝突による有機塩素化合物の化学分解. 日本航空宇宙学会中部・関西支部合同秋期大会講演集. vol.36th,1999,p.37‐38.
(4)遠藤琢磨, 八幡大介, 西出幸司, 笠原次郎, 藤原俊隆. 高速飛行体の衝突による有機塩素化合物の化学分解. 衝撃波シンポジウム講演論文集. vol.1998,1999,p.649‐652.
(5)遠藤琢磨, 八幡大介, 藤原俊隆. 衝撃固体圧縮による難分解性有害有機化合物分解技術の開発基礎研究. 廃棄物学会研究発表会講演論文集. vol.11th,no.Pt.2,2000,p.1214‐1216.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人名古屋大学, . 遠藤 琢磨, . 有機化合物の分解方法および装置. 特開2001-054731. 2001-02-27
  • B01J   3/08     
  • A62D   3/00     
  • C07B  35/06     
  • C07B  61/00     

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