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基板上でビルドアップ型コンビナトリアルライブラリーを合成する方法

シーズコード S130012063
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 今場 司朗
  • 寺内 毅
  • 渡辺 悟
技術名称 基板上でビルドアップ型コンビナトリアルライブラリーを合成する方法
技術概要 基板(1)に保護された水酸基n個(nは2以上の整数)を有する化合物であるアクセプターを固定し、Y基の重合度を減少させる操作を行う。つまり、1.TFAによる脱Boc化、2.PITC化、3.TFA処理、4.再Boc化を行うと、Y基の重合度が一つずつ減少し、1重合のY基が選択的に脱保護される。その後、光切断保護基であるW基を導入する。1つの水酸基が選択的に脱保護されるため、W基も選択的に目的の水酸基に導入され、基板(8)が得られる。基板の目的の部位を選択的に露光すると、その部位に存在するW基が脱離され、水酸基が脱保護された基板(9)が得られる。そこに次の糖を縮合させる。ここではGalを導入して基板(10)を得ている。次に、基板(10)の別の部位を露光すると、露光部の水酸基が選択的に脱保護された基板(11)が得られる。基板(11)のこの水酸基に、また別の糖、ここではGlcを導入して基板(12)を得る。
画像

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研究分野
  • 炭水化物一般
  • 固体デバイス製造技術一般
展開可能なシーズ 従来の糖鎖チップ上の糖鎖は数十種類程度で、より多種類の糖鎖を基板上に結合させる課題がある。今までに、基板上でビルドアップ的に糖鎖を合成し、糖鎖チップを作製した例はなく、その合成と共に、課題になっている。本発明では、ビルドアップ的にコンビナトリアルライブラリーを合成する方法、糖類をビルドアップ的に合成して糖鎖チップ等を作製する方法などを提供することを目的とする。
本発明では、選択的に脱保護可能な水酸基の保護基により保護された糖を基板に結合し、第1の所望の水酸基を選択的に脱保護した後、光切断保護基Wを該水酸基に導入する。基板の所望の領域を選択的に露光して、その領域にある保護基Wを選択的に脱保護した後、所望の糖又はキャッピング基を選択的に導入する。基板上のすべての保護基Wを変換するまで、この露光及び糖又はキャッピング基の導入を繰り返す。次に、第2の所望の水酸基を選択的に脱保護、W基の導入、露光、糖又はキャッピング基の導入を繰り返す。このような操作により糖類をビルドアップ的に合成できるという効果がある。
用途利用分野 糖鎖バイオチップ、ビルドアップ型コンビナトリアルライブラリー、ビルドアップ型コンビナトリアルライブラリー合成基板、糖鎖診断薬、糖鎖検査薬
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 今場 司朗, 寺内 毅, 渡辺 悟, . 基板上でビルドアップ型コンビナトリアルライブラリーを合成する方法. 特開2012-116803. 2012-06-21
  • C07H   1/00     
  • C07H  15/04     
  • C40B  50/14     

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