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イムノクロマトグラフィーにおける多段階増感操作をワンステップにする流路設計

シーズコード S130012069
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 高村 禅
  • 浮田 芳昭
  • アマラ アピラックス
  • 近江 みゆき
技術名称 イムノクロマトグラフィーにおける多段階増感操作をワンステップにする流路設計
技術概要 1枚のメンブレン1に溶液の浸透を妨げる遮断パターン2を形成し、直線的な流路3と、蛇行する流路4とを並列に形成する。直線的な流路3に比べて蛇行する流路4の方が流路長が長く、これら流路3,4の開始端Aから同時に溶液を展開した場合、溶液が終端Bに到達するまでの時間は、流路3の方が長時間となる。したがって、例えば高感度イムノクロマトグラフィーにおいて、酵素コンジュゲートと基質のテストラインまでの到達時間に差を付けることができる。試験溶液は流路3と流路4に分岐されて各流路3,4を吸い上げられていく。この時、流路3を経た試験溶液は、流路4を経た試験溶液よりも早くコンジュゲートライン5に到達し、コンジュゲートラインに含まれる酵素コンジュゲートとともにテストライン6に到達する。一方、流路4を経た試験溶液は、流路4上の基質8とともに遅れてテストライン6に到達するが、この間にテストライン6付近の余分なコンジュゲートは既に洗い流されている。その結果、未結合酵素との反応が排除された適正な酵素基質反応が起こり、被検物質の濃度に応じた発色が生じる。
画像

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研究分野
  • クロマトグラフィー,電気泳動分析一般
  • 生化学的分析法
展開可能なシーズ クロマトグラフィーにおける多段階操作をワンステップで行うことが可能で、例えばイムノクロマトグラフィーの簡便さや分析キットの簡略化を維持し得るクロマト分析用ストリップを提供する。
クロマトグラフィーの利点である簡便さを維持した状態で、高感度イムノクロマトグラフィーを実施することが可能である。また、流路形成のみでワンステップ操作を実現しており、パッド等を別に用意する必要もなく、分析キットの構造を複雑化することもない。
用途利用分野 クロマト分析用ストリップ
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学, . 高村 禅, 浮田 芳昭, アマラ アピラックス, 近江 みゆき, . イムノクロマト分析用ストリップ、及びイムノクロマト分析方法. 特開2012-098237. 2012-05-24
  • G01N  33/543    

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