TOP > 技術シーズ検索 > アルキルアミノリン化合物及び金属抽出剤

アルキルアミノリン化合物及び金属抽出剤

シーズコード S130012077
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 馬場 由成
技術名称 アルキルアミノリン化合物及び金属抽出剤
技術概要 ジ(2-エチルへキシル)アミンとホスホン酸ジブチルとを、酸性条件下で反応させ、ホルムアルデヒドを滴下漏斗により徐々に滴下し、所定時間還流した。その後、室温まで冷却し、溶媒を減圧留去した。得られた残渣にクロロホルムを加えて、酸、アルカリ及び蒸留水で順次洗浄後、有機相を硫酸マグネシウムにより脱水した。溶媒を減圧留去した後、生成物を減圧乾燥させて、{[ビス(2-エチルヘキシル)アミノ]メチル}ホスホン酸ジブチル(BEADP)を得た。三角フラスコで、金属イオンを含む塩酸水溶液に、BEADPトルエン溶液を入れ、恒温槽を用いて30℃で24時間振とうさせた。次に、水相を採取し、原子吸光光度計を用いて金属イオン濃度を測定した。従来の化合物を用いた場合、インジウム及びガリウムはほとんど抽出されなかったのに対し、BEADPを用いた場合、インジウム及びガリウムが効率的に抽出された。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

thum_2010-253852.gif
研究分野
  • 有機りん化合物
展開可能なシーズ エッチング廃液のような工場排水又は廃棄物は、通常、他の金属イオンも含有することから、所望の希少金属を選択的に分離、回収する必要がある。しかし、希少金属を効率よく分離、回収しうる方法は未だ提供されていない。本発明は、インジウム、ガリウム及び亜鉛を含有する溶液から、インジウム又はガリウムを、或いはコバルト及びニッケルを含有する溶液から、コバルト又はニッケルを選択的に抽出する手段を提供することを目的とする。
本発明では、アルキルアミノホスホン酸型の化合物を用いることにより、インジウム、ガリウム及び亜鉛を含有する溶液から、インジウム又はガリウムを選択的に抽出する効果があり、或いはコバルト及びニッケルを含有する溶液から、コバルト又はニッケルを選択的に抽出する効果がある。アルキルアミノホスホン酸型の化合物は、特に好ましくは、{[ビス(2-エチルヘキシル)アミノ]メチル}ホスホン酸ジブチル、{[ビス(2-エチルヘキシル)アミノ]メチル}ホスホン酸ブチル及び{[ビス(2-エチルヘキシル)アミノ]メチル}ホスホン酸からなる化合物群から選択される。
用途利用分野 金属抽出剤、金属回収剤、アルキルアミノリン化合物、金属除去剤、廃液処理剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 宮崎大学, . 馬場 由成, . アルキルアミノリン化合物及び金属抽出剤. 特開2012-102062. 2012-05-31
  • C07F   9/40     
  • C22B   3/38     
  • C22B   3/24     
  • C22B  58/00     
  • C22B   7/00     
  • B01D  11/04     
  • B01J  20/22     
  • B01J  20/30     

PAGE TOP