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遮音構造体

シーズコード S130012105
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 西村 正治
技術名称 遮音構造体
技術概要 この遮音構造体は、可撓性を有する薄いフィルム状素材により密閉袋状に形成された遮音部材1と、多数の開口を有し且つ所定の内部体積を有する偏平な箱状に形成されて遮音部材1が内包された保形枠体2と、遮音部材1の内部に封入された気体4の圧力をほぼゼロから遮音部材1の一部が保形枠体2の各開口内に膨出する圧力までの範囲で可変するよう制御する圧力制御ユニット7とを備えている。この遮音構造体は、格子状の一対の枠部材の間に保形枠体を挟み込んで支持する支持枠体を備え、支持枠体の格子形状の開口部を形作る桟部が、保形枠体の開口形成面に対し直交方向に延びる形状に形成されて、桟部の先端面が保形枠体の開口形成面に当接されている。圧力制御ユニットは、逆止弁を介在して遮音部材の内部に連通するように接続された気体供給用ポンプと、遮音部材の内部に連通するように接続された排気弁および圧力計と、操作盤からの指令信号と圧力計からの圧力検知信号が入力されて気体供給用ポンプの駆動と排気弁の開閉とを制御するコントローラとを備えて構成されている。
画像

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研究分野
  • 建築物の防音,遮音
展開可能なシーズ 軽量化を図りながらも従来の平板状の遮音構造体よりも優れた遮音効果が得られる遮音構造体が提案されているが、必要に応じて遮音状態と遮音解除状態とに切り換えたり、入射音波の遮音すべき周波数領域を調整したりすることができない。そこで、軽量化を達成でき、且つ安価に製作できる簡単な構成としながらも、入射音波の広範な周波数領域に対し十分な遮音効果を得ることができる遮音構造体を提供する。
この遮音部材は、入射音波に対する剛性が格段に増大するので、剛性則によって極めて振動し難い状態となり、入射音波が殆ど透過しない状態にまで透過損失が高まり、優れた遮音効果が得られる。この遮音構造体は、格段に構成が簡素化されているのに伴って安価に製造できる。また、圧力制御ユニットにより遮音部材の内圧をゼロにすれば、保形部材への押し付けが解除されて剛性が殆ど無くなり、剛性による遮音効果も殆ど無くなる。質量も非常に小さいことから質量則による遮音効果も無く、入射音波の殆どを透過させることができる。
用途利用分野 遮音構造体、住宅の仕切り壁、遮音壁体、遮音扉、航空機や車両の遮音胴体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人鳥取大学, . 西村 正治, . 遮音構造体. 特開2012-122236. 2012-06-28
  • E04B   1/82     
  • G10K  11/16     

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