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アルコールを触媒として用いた新規リビングラジカル重合法

シーズコード S130012117
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 後藤 淳
  • 福田 猛
  • 辻井 敬亘
技術名称 アルコールを触媒として用いた新規リビングラジカル重合法
技術概要 リビングラジカル重合に用いられる高活性触媒およびそれを用いた重合方法に関する。より具体的には、酸素を中心元素として有する触媒をリビングラジカル重合に用いるリビングラジカル重合方法のための触媒であって、酸素からなる中心元素と、該中心元素に結合した少なくとも1つのハロゲン原子とを含む触媒が提供される。また、アルコール化合物を触媒前駆体として使用することができる。該触媒の存在下で、ラジカル反応性不飽和結合を有するモノマーをラジカル重合反応させることにより、分子量分布の狭いポリマーを得ることができ、リビングラジカル重合のコストを劇的に低減することができる。触媒として使用される化合物は、その多くは公知化合物であり、試薬販売会社などから市販されているものをそのまま用いることが可能であり、あるいは、公知の方法により合成することが可能である。図1Aにスチレン重合(スチレン/PE-I/VR110またはBPB/TI(100℃))におけるモノマー濃度の時間変化を示す。黒丸は、表1のentry 1の値を示す。白丸は、表1のentry 2の値を示す。
画像

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研究分野
  • 重合触媒,重合開始剤
  • 重合反応一般
  • 炭素多環化合物一般
展開可能なシーズ リビングラジカル重合のための高い活性を有する触媒およびこの触媒を用いた重合法を提供する
毒性が低い、反応液への溶解性が高い、配位子を添加して錯体とする必要もない。この触媒は、高い活性を有するため、重合反応に高温が不要で、触媒の使用量を低減することができる。また、ポリマー成長鎖を反応中に保護するための高価な特殊な保護基が不要であり、得られたポリマーから得られる成形品は、成形時に着色したり臭いがついたりすることが実質的にないという利点を有する。さらにリサイクルが可能であり、従来のリビングラジカル重合方法に比べて格段に環境に優しく経済性に優れる。
用途利用分野 リビングラジカル重合触媒、レジスト、接着剤、塗料、薬剤除放材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人京都大学, . 後藤 淳, 福田 猛, 辻井 敬亘, . アルコールを触媒として用いた新規リビングラジカル重合法. . 2011-09-08
  • C08F   4/40     

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