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2Dブロンズ型酸化タングステンナノシート、その製造方法およびそれを用いた光触媒とフォトクロミック素子

シーズコード S130012153
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 福田 勝利
  • 佐藤 純
  • 杉本 渉
  • 木村 睦
  • 瀬戸 保太郎
技術名称 2Dブロンズ型酸化タングステンナノシート、その製造方法およびそれを用いた光触媒とフォトクロミック素子
技術概要 二次元(2D)ブロンズ構造を有するホスト層からなる前駆体の剥離から得られるナノシートである。ナノシートの2Dブロンズ構造は、金属-酸素八面体からなる六員環構造が、ナノシートのシート断面方向に複数規則的に配列した一次元トンネル状構造である。2Dブロンズ構造を有するナノシートは、酸化タングステンナノシートである。この酸化タングステンナノシートの製造方法は、2Dブロンズ構造を持つホスト層からなる層状ポリタングステン酸を、そのホスト構造を維持したまま固体酸特性を有する水素イオン交換体に転換し、その層間に嵩高いカチオンを導入することによって単層剥離現象を誘発することによって、金属-酸素八面体からなる六員環構造がシート断面方向に規則的に配列した2Dブロンズ構造を有する酸化タングステンナノシートを得る。
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研究分野
  • 酸化物薄膜
展開可能なシーズ 従来の層状化合物の単層剥離から得られた薄片状物質とは構造・組成が異なる、金属-酸素八面体からなる六員環構造が、シート断面方向に複数規則的に配列した一次元トンネル状構造を有する2Dブロンズ型酸化タングステンナノシート、その製造方法、および、それを用いた光触媒、フォトクロミック素子を提供する。
シート断面方向にナノサイズを有し、シート平面方向にはバルクサイズを有し得る。このようなサイズ・性状の薄片状ナノ物質は、他のナノ物質に比べ取り扱いが簡便であるだけでなく、製膜性、塗布性に優れており、薄膜材料、コーティング材として利用可能である。また、2Dブロンズ構造は、アルカリイオンをイオン交換することでオープンチャネルとして機能し得るので、各種分子やガスの吸着を利用したセンサー、触媒として有用である。2Dブロンズ型酸化タングステンナノシートは、ポリアニオンとして取り扱うことが可能であり、まったく新しい光触媒・フォトクロミック薄膜材料が産み出されることが期待され、その意義は極めて大きい。
用途利用分野 2Dブロンズ型酸化タングステンナノシート、2Dブロンズ型酸化タングステンナノシート製造装置、光触媒、フォトクロミック素子
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人信州大学, . 福田 勝利, 佐藤 純, 杉本 渉, 木村 睦, 瀬戸 保太郎, . 2Dブロンズ型酸化タングステンナノシート、その製造方法およびそれを用いた光触媒とフォトクロミック素子. 特開2012-140255. 2012-07-26
  • C01G  41/00     
  • B01J  35/02     
  • B01D  53/86     
  • C09K   9/00     
  • B01J  23/30     

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