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アリルシラン類の製造方法

シーズコード S130012263
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 大洞 康嗣
  • 中井 俊志
技術名称 アリルシラン類の製造方法
技術概要 本発明では、トリフルオロ酢酸パラジウムを触媒として用い、単純アルケンである1-アルケンを酸素雰囲気下でジシランと反応させることにより、高い位置選択性で酸化的アリル位シリル化されたアリルシラン類が得られることを見出した。ここでの、「酸素雰囲気下」とは、常圧(1atm)または加圧条件下(約2~50atm、約5~10atm)であることを意味する。ここでの酸素は、上記のトリフルオロ酢酸パラジウム触媒由来のゼロ価のパラジウム(Pd(0))種を活性種である二価のパラジウム種に戻す(再酸化する)ために作用するものである。この触媒使用により、反応性が低いため反応基質として用いることが困難であった単純アルケンを用いての高い位置選択性のアリルシラン類を合成できるようになった。
画像

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研究分野
  • 有機けい素化合物
展開可能なシーズ 本発明は、単純アルケンとジシランからアリルシラン類を製造する方法を提供することを目的とする。
高付加価値のファインケミカルズに対する関心が高く、安価かつ入手可能な化学産業資源(フィードストック)を原料とした有機合成上有用なビルディングブロックを簡便に得る方法が求められている。アリルシラン類は、様々な化学変換が可能な官能基であるアリル基とシリル基とを有する分子であり、そのため天然物化合物の合成をはじめとした有機合成反応に利用されている。しかし、従来の製法では、合成可能な化合物に限界があり、また、多量の金属塩が副生するなど問題点があった。本発明では、従来反応性が低いと考えられていた単純アルケンの1-アルケンとジシランから、アリルシラン類を製造する方法を見出し、アリルシランを簡単に効率良く合成できる方法を見出した。
用途利用分野 アリルシラン化合物、アリルシラン化合物類の製造方法
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人 関西大学, . 大洞 康嗣, 中井 俊志, . アリルシラン類の製造方法. 特開2012-153663. 2012-08-16
  • C07F   7/08     
  • C07B  61/00     

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