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イネ科植物の高温障害を低減させる方法、高温耐性イネ科植物作出用ベクター及びイネ科植物

シーズコード S130012304
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 山口 武志
  • 黒田 昌治
  • 山川 博幹
技術名称 イネ科植物の高温障害を低減させる方法、高温耐性イネ科植物作出用ベクター及びイネ科植物
技術概要 OsPLDbeta2遺伝子のmRNAの一部の配列からなるDNA断片aを調製した。調製したDNA断片aを、pZH2Bikベクター上の2つの領域に挿入し、RNAiによる発現抑制用ベクターを構築した。これを、日本晴カルスに導入し、再分化させた植物体からT0世代の種子を取得した。作製した発現抑制用ベクターを用いて、OsPLDbeta2-RNAi系統を作製した。作製したOsPLDbeta2-RNAi系統におけるOsPLDbeta2の発現を定量PCRにより解析した。その結果、OsPLDbeta2-RNAi系統では、ベクターコントロールと比較してOsPLDbeta2の発現が大幅に低下していることが示された(図5)。OsPLDbeta2-RNAi系統と野生株の日本晴とを、閉鎖系温室(隔離温室)において平温(27℃/25℃)で栽培し、出穂後、高温(33℃/28℃)で栽培した。出穂後40日後に種子を採取し、米の白未熟粒の形成割合を計測した。形成割合は、野生株の日本晴に比べて大幅に低減していた(図6)。OsPLDbeta2の発現抑制によって、高温による品質障害を低減させることができることが示された。
画像

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研究分野
  • 遺伝子操作
展開可能なシーズ 本発明の目的は、イネ科植物の高温障害を低減させることができる新たな技術を提供することにある。
本発明によれば、イネ科植物の高温障害を低減させることができる新たな方法、高温耐性イネ科植物作出用ベクター、及び高温障害が低減されているイネ科植物を提供することができる。
用途利用分野 耐高温障害イネ、耐高温性イネ科植物
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 山口 武志, 黒田 昌治, 山川 博幹, . イネ科植物の高温障害を低減させる方法、及び高温耐性イネ科植物. 特開2012-187048. 2012-10-04
  • C12N  15/09     
  • A01H   1/00     
  • A01H   5/00     
  • C12N   9/20     

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