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骨充填材およびその製造方法

シーズコード S130012333
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 春日 敏宏
  • 山崎 秀司
  • 加藤 且也
  • 犬飼 恵一
技術名称 骨充填材およびその製造方法
技術概要 骨充填材は、生分解性高分子からなる繊維、または、炭酸カルシウムおよびケイ素含有炭酸カルシウムから選ばれる化合物を含む生分解性高分子複合体からなる繊維の表面に、親水性のケイ酸アルミニウムナノ粒子を堆積させてなるとともに布状または綿状をなす。生分解性高分子は、ポリ乳酸の重合体及びポリ乳酸とポリグリコール酸との共重合体からなる群から選ばれる高分子であり、炭酸カルシウムがバテライト相である。また、ケイ素含有炭酸カルシウムは、ケイ素成分を含有するバテライト相であり、ケイ酸アルミニウムナノ粒子が、イモゴライトまたはアロフェンである。この骨充填材は、生分解性高分子からなる繊維構造体、または、炭酸カルシウムおよびケイ素含有炭酸カルシウムから選ばれる化合物を含む生分解性高分子複合体からなる繊維構造体を、エレクトロスピニング法により布状または綿状に成形する成形工程と、繊維構造体の表面に、静電作用によりケイ酸アルミニウムナノ粒子を堆積させる堆積工程と、を経て製造される。
画像

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研究分野
  • 医用素材
  • 運動器系疾患の治療一般
展開可能なシーズ 骨折など外傷や腫瘍の摘出、脊椎手術、人工関節などにより生じる骨欠損に対する治療や顎骨修復などに用いる骨充填剤において、現状では、優れた骨形成性および生体吸収性を有した素材からなり、三次元立体構造を有し、かつ、骨組織の進入するスペースを確保できる材料は報告されていない。また、骨成形能を向上させるために生体吸収性材料にDNAや骨形成性タンパクを含有させる試みが多数報告されているが、非常に高価なうえに取り扱いが容易でなく、長期間効果を維持させることが難しい。そこで、優れた骨形成機能を有するとともに、取り扱いが容易な骨充填材を提供する。
弾力性のある形状(布状あるいは綿状)をなしているので、様々な形状の骨欠損部に容易に充填できるうえに、脱落しにくい生体吸収性骨充填材として利用できるので取り扱いが容易である。その結果、優れた骨形成機能を有するとともに、取り扱いが容易な骨充填材を提供することができる。
用途利用分野 骨充填材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 名古屋工業大学, 国立研究開発法人産業技術総合研究所, . 春日 敏宏, 山崎 秀司, 加藤 且也, 犬飼 恵一, . 骨充填材の製造方法. 特開2012-191981. 2012-10-11
  • A61L  27/00     
  • B82Y   5/00     
  • B82Y  30/00     

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