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植物に耐塩性を付与するABCトランスポーター遺伝子

シーズコード S130012374
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 小林 裕和
  • アマド アフタブ
  • 丹羽 康夫
技術名称 植物に耐塩性を付与するABCトランスポーター遺伝子
技術概要 第4および第5染色体上に1コピーのレポーター遺伝子をもつシロイヌナズナ2-1-6株をアクティベーションタギング用の親株とした。種子を滅菌後、培地上に播いた。15-25本の芽生えをMS液体培地に移し、2週間培養した。生長した根を地上部より切り離した後、3-6mmの大きさに切り刻み、断片をMS培地に0.5μg mL-1 2,4-Dと50ηg mL-1 カイネチンを添加したカルス誘導培地に移し5日間培養し、得られた根に、アクティベーションタギング用のpRi35ADEn4バイナリーベクターを保有するアグロバクテリウムGV3101を感染させた。最後に、形質転換カルスは、CIM培地に移した。上記の手順によって選抜した66個のカルスは18系統に分類できた。これらの18系統の塩耐性突然変異体および同じ大きさの野生型(2-1-6)について、0.1 μg mL-1 chlorsulfuronと150 mM NaCl もしくは250mM NaClを添加したCIM培地上で培養を行った。18系統の塩耐性突然変異体の中のstc5と名付けた系統は、150mMおよび200mM NaC1を含む培地において顕著な塩耐性を示した(図1)
画像

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研究分野
  • 遺伝的変異
展開可能なシーズ 耐塩性を有する植物の研究は種々行われているが、本発明は、さらに新規の十分な耐塩性を有する形質転換植物体などを提供する。
本発明の形質転換植物細胞などを用いれば、植物細胞の塩耐性を向上させることができるので、耐塩性を有する形質転換植物細胞および形質転換植物体を得ることができる。そのようにして得られる本発明の形質転換植物体は、塩集積土壌においても育成することができるので、塩集積土壌の緑化に貢献することができる。また、本発明で用いるAtWBC7を食用植物に組み込んでなる塩耐性形質転換植物体は、塩害で通常育成しにくい場所でも育成できるという利点がある。
用途利用分野 耐塩性作物、耐枯渇性作物、ビル屋上緑化
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 静岡県公立大学法人, . 小林 裕和, アマド アフタブ, 丹羽 康夫, . 植物に耐塩性を付与するABCトランスポーター遺伝子. 特開2012-187041. 2012-10-04
  • C12N  15/09     
  • A01H   5/00     
  • C12N   5/10     

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