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微生物製剤及び廃液処理方法

シーズコード S130012403
掲載日 2013年6月10日
研究者
  • 杉森 大助
  • 牧 孝昭
  • 笹平 俊
技術名称 微生物製剤及び廃液処理方法
技術概要 油脂分解用微生物製剤は、ラオウルテラ プランティコーラ(Raoultella planticola)を含有するものである。微生物製剤は、公知の技術により、液状製剤、粉末製剤とすることができる。また、微生物を種々の固定化用材料によって固定化してもよい。更に、微生物を錠剤化技術によって錠剤化するようにしてもよい。また、廃液処理方法は、油脂分を含む廃液にラオウルテラ プランティコーラを添加することにより廃液中の油脂分を分解させるものである。微生物は酸性領域においても高い油脂分解能力を維持できるものであるから、例えば、グリーストラップ内の廃液の処理等に好適に適用することができる。なお、微生物製剤及び廃液処理方法で用いられる微生物は、20℃~35℃、特に30℃~35℃においてより高い分解率を得ることができるため、温水が流入することの多いグリーストラップに好適に対応することができる。図は、各種pHにおけるR.planticola 232-2株の油脂分解能力を示すグラフである。
画像

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研究分野
  • 工場衛生・衛生工学一般
  • 廃水処理
  • 油脂の性質
展開可能なシーズ 食品加工工場や商業施設の厨房などからの排水には多量の油脂が含まれるため、配管設備にグリーストラップの設置が義務づけられているが、油脂の蓄積による機能低下、排水管の閉塞、悪臭発生などの問題が生じることがある。しかし、従来の油脂分解微生物を利用した生物学的処理法では、油脂分解微生物の大部分が、油脂分解能力の至適pHが8前後であるため、低pHの環境下では、油脂分解能力を十分に発揮できない。そこで、低pH条件下でも優れた油脂分解能力を発揮することのできる微生物を用いた微生物製剤及び廃液処理方法を提供する。
ラオウルテラ プランティコーラは、pH3~9前後の広いpH範囲において優れた油脂分解能力を発揮するので、従来既知の微生物では十分な油脂分解を行うことが困難であったグリーストラップ等の酸性環境下においても、高効率な油脂分解を行うことが可能となる。動植物由来の油脂、特に動物性の油脂の分解に好適に用いることができるが、その他、合成法により得られた油脂類やその誘導体、及びその他の種々の炭化水素等の分解に利用することもできる。
用途利用分野 油脂分解用微生物製剤、廃液処理装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 株式会社松本微生物研究所, 国立大学法人福島大学, . 杉森 大助, 牧 孝昭, 笹平 俊, . 微生物製剤及び廃液処理方法. 特開2012-105635. 2012-06-07
  • C12N   1/20     
  • C12N   1/00     
  • C02F   3/34     
  • C12N  15/09     

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