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植物に対する微生物の感染を防止又は抑制する方法及び微生物感染抵抗性植物

シーズコード S130012461
掲載日 2013年6月11日
研究者
  • 西村 麻里江
  • 西澤 洋子
  • 藤川 貴史
  • 光原 一朗
  • 南 栄一
  • 阿部 敬悦
  • 立木 隆
  • 矢野 成和
技術名称 植物に対する微生物の感染を防止又は抑制する方法及び微生物感染抵抗性植物
技術概要 植物感染性微生物の感染防止又は抑制方法は、植物感染性微生物の細胞壁のα-1,3-グルカンをα-1,3-グルカナーゼによって分解する。微生物とは、バクテリア(細菌)や酵母のような単細胞真核微生物、肉眼での認識が困難か又は認識可能な糸状菌(カビを含む)又は担子菌(キノコ等)のような多細胞真核微生物をいう。また、植物感染性微生物とは、植物に対して感染性を有し、その感染によって宿主植物に何らかの病的症状をもたらす微生物をいう。対象となる植物感染性微生物は、少なくとも細胞壁にα-1,3-グルカンを有することを要する。細胞壁中のα-1,3-グルカンは、細胞壁の恒常的構成成分であってもよいし、植物感染性微生物又はその胞子が宿主植物に接触したときに、宿主植物体表面の堅さや植物表面のワックスを認識し、それらの物質に応答して形成される細胞壁被覆層に含まれていてもよい。植物感染性微生物の感染防止又は抑制の保護対象となる宿主植物(被感染植物)の範囲は極めて広く、コケ類、シダ類、被子植物、裸子植物に及ぶ。代表的なものとしては、穀類、花、野菜、等の作物植物が挙げられる。他に、農薬製剤、等の発明あり。
研究分野
  • 微生物に対する農薬
展開可能なシーズ 植物感染性微生物による感染を防止又は抑制し、宿主植物に抵抗性を付与する方法、植物感染性微生物による感染に対して耐性を有する植物の作製方法、及び微生物農薬製剤を提供する。
宿主植物の表面又は組織内にα-1,3-グルカナーゼを予め存在させることにより、いもち病菌をはじめとする、細胞壁にα-1,3-グルカンを有する植物感染性糸状菌等の微生物が宿主植物に感染する際に、侵入菌糸等の菌体の細胞壁のα-1,3-グルカンが分解される。α-1,3-グルカンが分解されれば、覆われていたキチン、β-1,3-グルカンが露出し、宿主植物はこれらを認識することができ、それらを認識することによって、宿主植物における生体防御反応が惹起されるため、菌の感染を抑制できる。
用途利用分野 微生物感染抵抗性植物、発現ベクター、微生物農薬製剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, . 西村 麻里江, 西澤 洋子, 藤川 貴史, 光原 一朗, 南 栄一, 阿部 敬悦, 立木 隆, 矢野 成和, . 植物に対する微生物の感染を防止又は抑制する方法及び微生物感染抵抗性植物. . 2012-09-20
  • C12N  15/09     
  • C12N   1/00     
  • C12N   5/10     
  • A01H   1/00     
  • A01N  63/00     
  • A01H   5/00     
  • A01H   5/10     

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