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新規抗HCV剤

シーズコード S130012476
掲載日 2013年6月11日
研究者
  • 加藤 宣之
  • 池田 正徳
  • 綿矢 有佑
  • 金 惠淑
  • 土居 弘幸
技術名称 新規抗HCV剤
技術概要 前記目的は、式Iで表されるペルオキシド誘導体を有効成分とする新規抗HCV剤により、解決される。式I中、Cは置換しても良い脂環式炭化水素環基、nは1~6の整数を示し、Rは水素原子またはヒドロキシアルキル基である。前記誘導体は、図1に示すようにHCVのRNA複製を抑制することにより、強い抗HCV活性を発揮する。本発明の新規抗HCV剤は、HCV株や細胞株が違っていても単剤で強い抗HCV作用を発揮する。また、本発明の新規抗HCV剤によれば、HCV RNA複製細胞からHCV RNAを完全に排除した治癒細胞を得られることから、C型肝炎の治療効果を著しく上昇させ、治癒率の大幅向上を期待できる。本発明の抗HCV剤は、細胞毒性が低く安全性の高く、HCVの遺伝的多様性や変異にも影響されない。さらに本発明の抗HCV剤は、既存の抗HCV剤(例えばIFNやRBV)との併用により抗HCV活性の相乗効果を発揮するため、現行のIFNとRBVの併用療法に対しても更に有用である。IFNやRBVの投与は副作用を示すため、本発明の抗HCV剤との併用により、IFNやRBVの投与量を少なくし、副作用を軽減化することもできる。
画像

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研究分野
  • 脂肪族ペルオキシド・ヒドロペルオキシド
  • 抗ウイルス薬の基礎研究
展開可能なシーズ C型肝炎ウイルス(HCV)感染者は国内で約200万人と推定されている。HCVが感染した場合、高い確率でC型慢性肝炎を引き起こし、10~20年でC型慢性肝炎は致死的な肝硬変、肝癌へと移行する。HCVには数十の遺伝子型が存在し、ペグインターフェロン(IFN)、リバビリン(RBV)が使われ、テラプレビル(HCVプロテアーゼ阻害剤)の治療が開始する予定である。しかしながら、副作用や無効例がある。新たな強力な抗HCV活性を発揮する安全性の高い抗HCV剤の開発が望まれている。そこで、ウイルスの遺伝的多様性に影響されずに強力な抗HCV活性を発揮する新規抗HCV剤を提供することを目的とする。
本発明の新規抗HCV剤は、HCV株や細胞株が違っていても単剤で強い抗HCV作用を発揮できる。本発明の新規抗HCV剤を用いることにより、C型肝炎の治療効果を著しく上昇させ、治癒率を大幅に向上させることが大いに期待できる。また本発明の抗HCV剤は、細胞毒性が低く安全性の高いものであり、HCVの遺伝的多様性や変異にも影響されないと考えられるため、大いに有用である。
用途利用分野 C型肝炎ウイルス、治療薬、予防薬、治療用キット、抗HCV剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人 岡山大学, . 加藤 宣之, 池田 正徳, 綿矢 有佑, 金 惠淑, 土居 弘幸, . 新規抗HCV剤. 特開2013-079204. 2013-05-02
  • A61K  31/357    
  • A61P  31/12     
  • A61P   1/16     

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