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フェルラ酸結合型糖質及びその製造方法

シーズコード S130012487
掲載日 2013年6月11日
研究者
  • 佐藤 伸明
  • 高野 陽平
  • 天野 良彦
  • 槇島 聡
技術名称 フェルラ酸結合型糖質及びその製造方法
技術概要 ペクチン含有原料に、飽和蒸気圧以上の圧力制御下において、加熱温度160~180℃、加熱時間5~15分の処理条件により水熱処理を施す。とくに、加熱温度160~170℃、加熱時間5~10分とすることにより、フェルラ酸結合型糖質をさらに効率的に得ることができる。また、ペクチン含有原料としてビートファイバーあるいはビートファイバーに類似するペクチン成分を有するビート搾汁粕等の植物細胞壁由来の原料を使用することにより、フェルラ酸結合型糖質としてフェルラ酸結合型アラビノオリゴ糖とフェルラ酸結合型ガラクトオリゴ糖を選択的に得ることができる。とくにペクチン含有原料としてビートファイバーを使用することにより、効率的に製造することができる。ペクチン含有原料には、ビート搾汁粕、みかんジュース粕、リンゴ搾汁粕、落花生粕などの食品工場由来の植物性食品加工残渣を利用することが可能である。ペクチン含有原料に水熱処理を施す際は、飽和蒸気圧以上の圧力0.1~2.0MPaを保ちながら処理することによって、フェルラ酸結合型アラビノオリゴ糖等のフェルラ酸結合型糖質を効率的に得ることができる。
研究分野
  • 食品製造・加工・保蔵法一般
展開可能なシーズ ペクチン由来糖質を回収し人体に対してプレバイオティクスの効果を得るためには、フェルラ酸基を温存したまま糖質を回収する意義は大きい。これら糖質を得る従来の方法では、コストが大きく、フェルラ酸基を有するオリゴ糖を工業的に回収する有効な方法がない。本発明は、植物細胞壁を構成するペクチン由来の原料を用いてフェルラ酸基を有するアラビノオリゴ糖あるいはガラクトオリゴ糖等のフェルラ酸結合型糖質の効果的な製造方法およびフェルラ酸結合型糖質を提供する。
従来の酵素処理法に比べて反応が速く、酵素回収や失活プロセスが必要なく、高い基質濃度が得られるため後工程における濃縮プロセスが軽減され、また、酸・アルカリ処理プロセスのような中和・脱塩・精製の各プロセスがないことから、環境への負荷を大幅に低減できる。また、フェルラ酸結合型アラビノオリゴ糖、フェルラ酸結合型ガラクトオリゴ糖は、機能性食品成分として有効に利用することができる。
用途利用分野 フェルラ酸結合型糖質、アラビノオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、機能性食品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人信州大学, . 佐藤 伸明, 高野 陽平, 天野 良彦, 槇島 聡, . フェルラ酸結合型糖質の製造方法. 特開2012-187099. 2012-10-04
  • C13K  13/00     
  • C08B  37/00     
  • C07H   3/06     

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