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皮膚線維化抑制剤

シーズコード S130012510
掲載日 2013年6月11日
研究者
  • 宇佐美 眞
  • 前重 伯壮
  • 鳥井 一宏
  • 寺師 浩人
  • 濱田 康弘
技術名称 皮膚線維化抑制剤
技術概要 本発明の目的は、図1に示すように、ヒストン脱アセチル化酵素阻害機能を有する化合物および/またはその薬学的に許容される塩と、多価不飽和脂肪酸および/またはその薬学的に許容される塩とを有効成分として含む、皮膚線維化抑制剤が皮膚の線維化を有効に抑制することより達せられる。本発明の皮膚線維化抑制剤は、線維増殖性病変を呈する、ケロイド、翼状片や肥厚性瘢痕等の皮膚疾患において、病変が生じた後、例えばケロイドが進行した後に治療剤として使用されてもよいし、皮膚病変が生じる前に予防剤として、例えば創傷の治癒直後、手術中や手術直後などに使用されてもよい。前記皮膚疾患としては、火傷、熱傷、熱傷性潰瘍、凍傷などの温度障害、裂創、擦過創、切創、刺創、挫創、咬創などの外傷、バージャー病、リンパ浮腫、下腿潰瘍などの血管およびリンパ管障害、採皮創、縫合創などの術後創、褥瘡、圧迫性潰瘍、糖尿病性潰瘍・脱疽、ストーマ、放射性障害、化学的障害などの皮膚創傷並びに水疱、糜爛など皮膚傷害を有する疾患などに起因して発生する瘢痕ケロイド、肥厚性瘢痕、真性ケロイド、翼状片を呈する皮膚疾患などがある。
画像

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研究分野
  • 皮膚疾患の治療一般
  • 酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究
展開可能なシーズ 皮膚や眼球の線維芽細胞は、ケロイド、肥厚性瘢痕、翼状片等の線維増殖性病変を引き起こす。ケロイド等の線維増殖性病変の患者は、強い痒み、痛み、突っ張り感および引き連れ感などがあり、かつ、関節可動域に制限があるため、患者のクオリティ・オブ・ライフは低下する。さらに線維増殖性病変は、美容上また精神面でも患者に多大な苦痛を与える。現在、ケロイド等の治療法として、薬物療法や外科的治療が行われているが、いずれも確実な治療法とは言い難い。皮膚線維化の機構・病態を明らかにし、創傷治癒過程の正常化やケロイド等の新たな治療・予防戦略を構築することが望まれている。本発明は皮膚の線維化を有効に抑制し得る新規の皮膚線維化抑制剤を提供することを目的とする。
本発明の皮膚線維化抑制剤は、ケロイド、肥厚性瘢痕、翼状片などの皮膚増殖性病変を含む皮膚疾患に対する効果が高く、その治療剤および/または予防剤として使用し得る。また、細胞毒性が認められないため、生体に投与した際にも副作用の低い薬剤である。
用途利用分野 皮膚線維化抑制剤、ケロイド、肥厚性瘢痕、翼状片の抑制剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人神戸大学, . 宇佐美 眞, 前重 伯壮, 鳥井 一宏, 寺師 浩人, 濱田 康弘, . 皮膚線維化抑制剤. 特開2012-193165. 2012-10-11
  • A61K  31/19     
  • A61K  31/202    
  • A61P  17/02     
  • A61P  43/00     

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