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ポリ(チオアリーレン)化合物の製造法 新技術説明会

シーズコード S990002471
掲載日 2000年12月28日
研究者
  • 土田 英俊
  • 山元 公寿
  • 宮武 健治
研究者所属機関
  • 早稲田大学 理工学部応用化学科
  • 早稲田大学 理工学部応用化学科
  • 早稲田大学 理工学部応用化学科
研究機関
  • 早稲田大学 理工学部
技術名称 ポリ(チオアリーレン)化合物の製造法 新技術説明会
技術概要 この技術は、溶媒可溶性のポリ(アリーレンスルフォニウム塩)化合物を前駆体とする高分子量のポリ(チオアリーレン)化合物の製造法に関するものである。図1.に示すポリ(チオアリーレン)化合物(図中R1ないしR8の各々は水素原子、ハロゲン原子、低級アルキル基、またはアルコキシ基を示し、Xは、酸素原子を示す。nは、2以上の整数で重合度を示す。)で表されるポリ(チオアリーレン)化合物を、対応する前駆体としてのポリ(アリーレンスルフォニウム塩)化合物の脱アルキル又は脱アリール反応によって製造する。そして、常温常圧という穏和な条件下で、直鎖構造の高分子量のポリ(チオパーフルオロフェニレン)を初めとするポリ(チオアリーレン)化合物を製造できる新しい方法を提供する。ポリ(チオアリーレン)化合物は、耐熱性、耐薬品性、剛性、強度、耐衝撃性に優れている。
画像

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従来技術、競合技術の概要 有機フッ素化合物は、冷媒(フレオン)を始め高性能界面活性剤や表面処理剤、医薬、農薬、耐熱性高分子(テフロン)、フッ素ゴム、食塩電解用イオン交換膜(ナフィオン)、さらに人工血液のフルオロカーボンなど幅広い分野に利用されている。従来、ポリ(チオフェニレン)とメチルトリフレートやジフェニルヨードニウム塩などとの反応により合成されている。この従来の方法は、芳香族求核置換反応であって、(1)200度C以上の高温、10気圧以上の高圧という過酷な条件での反応である。(2)高分子量体が得られない。(3)副生するアルカリ金属塩の混入が避けられない等の問題がある。
研究分野
  • 重縮合
  • 芳香族単環化合物一般
展開可能なシーズ (1)ポリ(チオアリーレン)化合物を、対応する前駆体としてのポリ(アリーレンスルフォニウム塩)化合物の脱アルキル又は脱アリール反応によって製造する。そして、常温常圧下で、直鎖構造の高分子量のポリ(チオパーフルオロフェニレン)を始めとするポリ(チオアリーレン)化合物を製造できる新しい方法。
用途利用分野 (1)常温常圧下で、直鎖構造の高分子量のポリ(チオパーフルオロフェニレン)を始めとするポリ(チオアリーレン)化合物の新しい製造方法。
研究の進捗状況 基礎研究
試供品・サンプルの提供可能性
関連発表論文 (1)Tsuchida,E.;Miyatake,K. Novel synthesis of polyarylenesulfonium cations through a multi-electron transfer processs,Chin.J.Polym.Sci.,Vol.16,1998,p.106-116. (2)Miyatake,K.;Yamamoto,K.;Endo,K.;Tsuchida,E. Superacidified reaction of sulfides and ester for the direct synthesis of sulfonium derivates, J. Org. Chem., Vol.63, 1998, p.7522-7524.
(3)Haryono,A.;Miyatake,K.;Tsuchida,E. Synthesis and photochemical reaction of polyarylenenesulfonium salts, Marcomol. Chem. Phys. Vol.200, 1999, p.1257-1267.
研究制度
  • 戦略的基礎研究推進事業、研究領域「単一分子・原子レベルの反応制御」研究代表者 土田 英俊(早稲田大学理工学部)/科学技術振興事業団
研究報告資料
  • 土田 英俊. 単一分子・原子レベルの反応制御 オキシジェニクス(高分子錯体). 戦略的基礎研究推進事業 平成11年度 研究年報,2000. p.309 - 314.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 土田 英俊, 山元 公寿, 宮武 健治, . ポリ(チオアリーレン)化合物の製造法. 特開平10-182823. 1998-07-07
  • C08G  75/02     

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