TOP > 技術シーズ検索 > イミダゾリルポルフィリン金属錯体を単量体とするポルフィリン二量体

イミダゾリルポルフィリン金属錯体を単量体とするポルフィリン二量体

シーズコード S022000310
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 小夫家 芳明
研究者所属機関
  • 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科物質創成科学専攻
研究機関
  • 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科
技術名称 イミダゾリルポルフィリン金属錯体を単量体とするポルフィリン二量体
技術概要 本発明はイミダゾリルポルフェニルポルフィリン金属錯体を単量体とするポルフィリン二量体に関するもので、もう一つのポルフィリン二量体単位側とは反対方向である外側に配向するアルキル基を疎水性の基にすることにより、金属に結合した酸素分子を安定化することができると考えている。さらに、本発明のポルフィリン二量体鉄(II)錯体は配位結合により二重化するさい、デオキシ体では、金属原子はポルフィリン環平面よりイミダゾリル基側へ引き寄せられた構造をしていると考えられ、酵素分子吸着能力は低い。酵素分子が2つの鉄(II)イオンのうちの1つに結合すると、結合した鉄原子はポルフィリン平面に引き寄せられ、ポルフィリン環同志が接近し、同時に酵素分子が結合していない鉄原子の方もポルフィリン面内に近づき、酸素分子親和性が増大し、協同的酸素分子の吸脱着が行なわれると考えている。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S022000310_01SUM.gif
従来技術、競合技術の概要 Collmannらは1975年に、酸素分子のラングミュア型吸脱着をするピケットフェンスポルフィリン鉄錯体を合成した。これを元に土田らは人工血液を提供している。田伏らは、ゲーブルポルフィリンコバルト錯体の酸素分子とのアロステリック結合を検討しているが、成功を納めたとは言い難い。
研究分野
  • 八員環以上の複素環化合物
  • 鉄の錯体
  • コバルトとニッケルの錯体
展開可能なシーズ (1)安定な二量体を形成するイミダゾリルポルフィリン金属錯体
(2)安定な酸素分子錯体を与えるイミダゾリルポルフィリン金属錯体の二量体
(3)高い酸素親和性を有するイミダゾリルポルフィリン金属錯体の二量体
用途利用分野 イミダゾリルポルフィリン金属錯体から成る人工血液
イミダゾリルポルフィリン金属錯体から成る、炭化水素の位置選択的酸素化試薬
イミダゾリルポルフィリン金属錯体から成る、酸素・一酸化炭素・一酸化窒素の高感度センサー
関連発表論文 (1)龍野文, 佐竹彰治, 釘宮慎一, 小夫家芳明, . 新規ビスイミダゾール置換ポルフィリンの合成と超分子組織化. 日本化学会講演予稿集. vol.79th,no.2,2001,p.1307.
(2)小夫家芳明. 分子間相互作用を組み合わせた分子配列の制御と機能の発現. 有機結晶環境ニュースレター No.7 平成9年. 1997,p.52‐53.
(3)小夫家芳明, 釘宮慎一. 配位結合で連結する機能性2次元高分子組織体の設計. 新高分子ナノ組織体 平成10年度研究成果報告書および研究発表リスト. 1999,p.173‐176.
(4)小夫家芳明. イミダゾール‐金属イオンの配位結合を用いるポルフィリンの自己組織化. 錯体化学討論会講演要旨集. vol.51st,2001,p.129.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人奈良先端科学技術大学院大学, . 小夫家 芳明, 稲葉 優介, 釘宮 愼一, . イミダゾリルポルフィリン金属錯体を単量体とするポルフィリン二量体. 特開2001-081091. 2001-03-27
  • C07D 487/22     
  • A61P   7/00     
  • A61K  31/407    

PAGE TOP