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イミダゾリルポルフィリン金属錯体を構成単位とするポリ(ポルフィリン)

シーズコード S022000343
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 小夫家 芳明
研究者所属機関
  • 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科物質創成科学専攻
研究機関
  • 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科
技術名称 イミダゾリルポルフィリン金属錯体を構成単位とするポリ(ポルフィリン)
技術概要 本発明のポリ(ポルフィリン)は、ポルフィリン金属錯体単位2つから構成される多量体であり、1つのポルフィリン金属錯体単位のイミダゾリル基と、別のポルフィリン金属錯体単位の金属イオンとが互いに配位結合し、ほぼ直線状の鎖状高分子錯体を形成している。重合度と構成単位の長さ(14.3Å)から鎖長を見積もると分布極大で110nm、最大長550nmに達する。更に大きな特徴は、配位結合の特徴を生かし結合を切断し、再度構築できる点で、ポリマー鎖の伸長、解裂が可逆で、ポリ(ポルフィリン)の結線・断線が可能になる。その点共有結合で連結された高分子と異なっている。
画像

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従来技術、競合技術の概要 Fuhrhopらは1999年に電解重合反応でポルフィリン金属錯体を重合し鎖状の高分子合成(重合度 2000)を報告している(J.Am.Chem、Soc.,121,6664(1999))が、共有結合連鎖であるため、連鎖の結線・断線が容易でない。
研究分野
  • 高分子の反応
  • 配位化合物一般
  • 配位化合物一般
  • クロマトグラフィー
展開可能なシーズ (1)配位結合により安定な一次元分子電線
(2)分子デバイス中の配線の断線時における修復が可能な配線
(3)フォトニクス分野における分子デバイスに適した配線
用途利用分野 エレクトロニクス分野における分子レベルのデバイス中の配線
分子デバイス中の配線の断線時における配線の修復
フォトニクス分野における分子デバイス中の配線
関連発表論文 (1)稲葉優介, 野元昭宏, 小夫家芳明, . イミダゾリル置換ピケットフェンス金属ポルフィリン二量体の結晶構造及び可逆的酸素分子吸脱着能. 日本化学会講演予稿集. vol.81st,no.2,2002,p.844.
(2)小夫家芳明, 三宅幹夫. ポルフィリンの超分子組織化構造. 新高分子ナノ組織体 平成9年度研究成果報告書および研究発表リスト. 1998,p.345‐346.
(3)稲葉優介, 佐竹彰治, 釘宮慎一, 小夫家芳明, . イミダゾリル置換ピケットフェンス金属ポルフィリン二量体の高酸素親和特性. 日本化学会講演予稿集. vol.79th,no.2,2001,p.1308.
(4)相川将崇, 佐竹彰治, 釘宮慎一, 小夫家芳明, . ω‐カルボキシル長鎖アルキル基を配したイミダゾリル置換ポルフィリンの合成と水素結合による超分子組織化. 日本化学会講演予稿集. vol.81st,no.2,2002,p.845.
(5)小夫家芳明. ポルフィリン集積体の設計と構造・機能解析. 第2回分析・解析技術と化学の最先端講演要旨集 理研シンポジウム平成13年. 2001,p.13‐14.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 学校法人奈良先端科学技術大学院大学, . 小夫家 芳明, 小川 和也, 釘宮 愼一, . イミダゾリルポルフィリン金属錯体を構成単位とするポリ(ポルフィリン). 特開2001-213883. 2001-08-07
  • C07D 487/22     
  • C08G  79/00     

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