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ミッドカイン受容体成分としてLDL受容体関連タンパク質(LRP)

シーズコード S022000425
掲載日 2003年5月26日
研究者
  • 村松 喬
研究者所属機関
  • 名古屋大学 大学院医学研究科
研究機関
  • 名古屋大学 大学院医学研究科
技術名称 ミッドカイン受容体成分としてLDL受容体関連タンパク質(LRP)
技術概要 ミッドカインはヘパリン結合性成長分化因子で、がんをはじめとする多くの疾病の発症とも関連している。ミッドカインのシグナル受容に関与するタンパク質を固定するため、マウス胎児からミッドカイン結合タンパク質をミッドカインアフィティークロマトグラフィーで単離し、そのタンパク質シークエンスを決定した。その結果、ミッドカインが約500kDaの低分子量リポ蛋白質(LDL)受容体関連タンパク質(LRP)に結合することを発見した。LRPとミッドカインの結合は強く、またLRPに対する特異的阻害物質はミッドカインの作用を抑えた。これらの結果から、LRPをミッドカイン受容体の成分と考えて、これに対する抗体やアンチセンス体を治療に応用することが期待される。
画像

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従来技術、競合技術の概要 ミッドカインの信号系はほとんど理解されていない。二つのクラスのトランスメンブランプロテオグリカンがミッドカインに対して高い親和性をもって結合することが知られているが、これらのプロテオグリカンが、ミッドカインによって伝達される信号のトランスダクションに対して充分であるかを結論できる段階ではない。
研究分野
  • 生物学的機能
  • 腫ようの治療一般
  • ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般
  • 生理活性ペプチド
展開可能なシーズ (1)ミッドカインからの信号伝達系機構の解明
(2)ミッドカイン依存性の細胞生存を促進する方法
(3)ミッドカイン依存性の細胞生存を抑制する方法
用途利用分野 癌の発育抑制
神経細胞の生存促進
関連発表論文 (1)村松喬. 成長因子ミッドカインの機能と医学的意義. 蛋白質 核酸 酵素. vol.47,no.10,2002,p.1259‐1267.
(2)村松喬. 形態形成の調節機構‐初期発生を制御する分子機構細胞成長因子ミッドカインの機能解析. 形態形成の調節機構 平成8年度 No.05277102. 1997,p.12‐13.
(3)村松喬. レチノイン酸支配下の成長因子ミッドカインの受容体構造と活性阻害平成7年度. レチノイン酸支配下の成長因子ミッドカインの受容体構造と活性阻害平成7年度 No.06454645. 1996,p.124p.
(4)村松喬. ミッドカインの構造と機能. 上原記念生命科学財団研究報告集. vol.9,1995,p.140‐143.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立大学法人名古屋大学, . 村松 喬, 村松 寿子, . ミッドカインの受容体およびミッドカイン依存性の細胞生存を抑制する方法. 特開2001-302696. 2001-10-31
  • C07K  14/71     
  • C07K  14/475    

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