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組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン-ポリカチオン複合体とその製造方法

シーズコード S032000144
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 田中 順三
研究者所属機関
  • 独立行政法人 物質・材料研究機構 生体材料研究センター
研究機関
  • 独立行政法人 物質・材料研究機構 生体材料研究センター
技術名称 組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン-ポリカチオン複合体とその製造方法
技術概要 グリコサミノグリカン(例えばヒアルロン酸等)とポリカチオン(例えばコラーゲン等)とを、ポリイオンコンプレックスを形成しない条件で縮合剤による縮合反応により架橋することによってえられる複合体は、耳、鼻、軟骨欠損等の複雑な形状を容易に形成することが可能であり、且つ、生体内の酵素(ヒアルロニターゼ、コラーゲナーゼ)により分解することが出来る、極めて有用な組織再生材料であることを見出し、またその製造方法を提供するものである。
従来技術、競合技術の概要 従来、軟骨再生用マトリックスとして、
(1)コラーゲンスポンジに縮合剤を用いてグリコサミノグリカンを固定化する手法、および
(2)グリコサミノグリカンとコラーゲンによって形成したポリイオンコンプレックスを縮合剤により架橋する手法、などが知られているが、これらは、いずれも成形が困難であるため実用上不都合があった。
研究分野
  • 高分子の反応
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 細胞生理一般
  • 生体代行装置
展開可能なシーズ (1)成形性と生体適合性を兼ね備えた軟骨等を提供可能な組織再生材料
用途利用分野 再生医療分野
軟骨、肝臓、血管、神経等の組織再生マトリックス材料
関連発表論文 (1)田口哲志, 小林尚俊, 片岡一則, 田中順三, 松本秀男, 戸山芳昭, 久保和弘, 伊藤智佳. 軟骨再生を促すコラーゲン/グリコサミノグリカン複合マトリックスの合成と機能評価. 高分子学会予稿集. Vol.51,no.13,2002,p.3523-3524.
(2)田口哲志, 田中順三, 戸山芳昭, 松本秀男. グリコサミノグリカン-コラーゲン複合マトリックスと軟骨細胞との相互作用. 高分子学会予稿集. Vol.51,no.5,2002,p.967.
(3)田口哲志, 田中順三, 松本秀男, 戸山芳昭. 軟骨再生材料の合成と機能評価. 繊維学会予稿集. Vol.57,no.2,2002,p.29.
(4)田口哲志, 田中順三. 高齢化社会で需要高まる医療・福祉材料 開発事例 軟骨を再生するヒアルロン酸/II型コラーゲン複合材料. 工業材料. Vol.50,no.2,2002,p.38-41.
(5)田口哲志, 田中順三, 牛田多加志, 立石哲也. ヒアルロン酸とコラーゲンから成る軟骨再生マトリックスの調製と機能. インテリジェント材料シンポジウム講演要旨集. Vol.10th,2001,p.74-75.
研究制度
  • 戦略的創造研究推進事業 CRESTタイプ 研究領域「分子複合系の構築と機能」
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, 独立行政法人物質・材料研究機構, 生化学工業株式会社, 新田ゼラチン株式会社, . 田中 順三, 田口 哲志, 宮崎 匡輔, 佐倉 義幸, 大塚 龍郎, 萬代 佳宣, . 組織再生マトリックス用グリコサミノグリカン-コラーゲン複合体の製造方法. 特開2002-080501. 2002-03-19
  • C08B  37/08     

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