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絶縁劣化部分放電源特定のための超広帯域VHF/UHF電波干渉計システムの開発

シーズコード S032000178
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 川田 昌武
研究者所属機関
  • 名古屋工業大学
研究機関
  • 名古屋工業大学
技術名称 絶縁劣化部分放電源特定のための超広帯域VHF/UHF電波干渉計システムの開発
技術概要 新技術の超広帯域VHF/UHF帯電波干渉計システムは、電力機器・設備の絶縁材料の劣化に伴って生じる部分放電(Partial Discharge:PD)の発生位置を特定するものである。 この超広帯域VHF/UHF帯電波干渉計システムは、複数のUHF帯アンテナを使用しており、アンテナ自体が小さく、かつ、アンテナ間の基線長が短いことから、小型化を実現した。なお、これまでに報告されている狭帯域干渉計では電波到来方向の角度分解能を向上させるために、観測周波数に対応する波長の数倍の基線が多数必要となるが、本システムでは超広帯域としたために必要としない。また、アンテナ間距離が短いため、アンテナを多地点に配置するという手間や、アンテナ位置、及びその距離測定を行う必要がないことから、現場での作業時間を短縮することができる。さらに、ネットワーク通信により遠隔監視・診断も可能である。
従来技術、競合技術の概要 電磁波センシング技術を用いた電力機器・設備の絶縁診断伎術が様々な研究機関,企業等により報告されている。しかしながら,大都市では用地の有効活用,地中送電設備との整合性等の観点から,地下に超高圧変電所が実現しており,また,配電碍子の部分放電位置特定時の道路交通への影響を考慮すると,限られたスペースで監視,診断するために,小型化が課題となっている。
研究分野
  • 絶縁材料
  • アンテナ
展開可能なシーズ (1)VHF帯により到来角を概算後、UHF帯の角度分解能の高さ利用による到来角算出
(2)アンテナ自体小、しかも、アンテナ間の基線長短かく、小型のシステム
(3)ネットワーク通信機能による、遠隔監視・遠隔診断
用途利用分野 (1) 電力機器・電力設備等の絶縁劣化箇所特定(小型化を実現)
(2) 電力機器・設備等の絶縁劣化診断及び余寿命評価システム
(3) 電力機器・設備等の絶縁劣化の遠隔監視・遠隔診断システム
関連発表論文 (1)川田昌武. VHF-UHF帯電波干渉計システムによる部分放電源特定のための基礎研究. 電気学会論文誌 B. Vol.122-B,no.5,2002,p.629-636.
(2)川田昌武, 鵜飼裕之, 中村光一. VHF-UHF帯電波干渉計システムによる部分放電源特定に関する基礎研究. 電気学会電磁環境研究会資料. Vol.EMC-01,no.12-15.17,2001,p.13-18.
(3)川田昌武. 超広帯域VHF/UHF電波干渉計システムによる部分放電源特定. 電気学会基礎・材料・共通部門大会講演論文集. Vol.2001,2001,p.56.
(4)川田昌武, 黒木悟, 大沢輝也, 田中宏毅, 河崎善一郎, 松浦けん士. GHz帯電磁波空間位相差法を用いた火力タービン発電機の運転中における部分放電検出. 電気学会論文誌 B. Vol.118-B,no.11,1998,p.1243-1248.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 川田 昌武, . 電磁波源検出方法および絶縁劣化診断方法と装置. 特開2003-043094. 2003-02-13
  • G01R  31/08     
  • G01R  29/08     
  • G01R  31/12     
  • G01R  31/16     
  • H02H   3/00     
  • G01S   3/48     

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