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アルカリイオンの可逆的な吸蔵ができる新規コバルト錯体およびその薄膜の簡便な電気化学的作製方法

シーズコード S032000361
掲載日 2003年10月1日
研究者
  • 星野 勝義
研究者所属機関
  • 千葉大学 工学部情報画像工学科
研究機関
  • 千葉大学 工学部情報画像工学科
技術名称 アルカリイオンの可逆的な吸蔵ができる新規コバルト錯体およびその薄膜の簡便な電気化学的作製方法
技術概要 リチウムイオン電池の正極材料の製造プロセスは、リチウム塩とコバルト塩とを原料として混合-焼成-粉砕-樹脂混練-基板塗布というように、複雑で高エネルギー消費型であり、また有機溶媒を用いるため環境負荷が大きいプロセスで問題といえる。そこで、本発明者は、常温・常圧でしかも有機溶媒を用いない簡便な作製法の検討を行った。本発明は、コバルト錯体(クロロペンタアンミンコバルトIII錯体,(Co(NH3)5Cl)Cl2]を原料として水溶液中で電解還元によって電極基板上に金属コバルト薄膜を形成させる。次に、この電解酸化するだけの手軽な操作で表層膜を酸化コバルトに変成する。なお、製膜電位印加は-1.2Vと低電位である。すなわち、省エネルギープロセスで、且つ水溶液を用いる環境負荷のないプロセスの開発に成功した。そしてこの酸化コバルトを電解還元することでLi+のようなアルカリ金属イオンが膜中に取り込まれ、更に酸化するとその金属イオンが膜から放出される。以降このサイクルを繰り返すことで、アルカリイオンの出し入れができ、2次電池の正極材料としての利用が可能となる。また、色調の変化を活用して、エレクトロクロミックディスプレイとしての利用等も考えられる。
研究分野
  • 一次電池
  • 電池一般
  • 二次電池
展開可能なシーズ (1)従来とはまったく異なった発想を持つLiイオンの出入りが可能な正極材料とその製造方法
用途利用分野 アルカリイオン電池の正極材料
エレクトロミックディスプレイとその材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 星野 勝義, 北村 孝司, 岡 淳一, 杉浦 聡哉, . 新規なコバルト膜、新規なエレクトロクロミー材料、およびアルカリイオン電池の正極材料. 特開2003-183873. 2003-07-03
  • C25D   3/12     
  • C01G  51/00     
  • C25D   7/00     
  • G02F   1/15     
  • H01M   4/02     
  • H01M   4/58     
  • H01M  10/40     

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