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呼気による多発扁平上皮がん危険群の簡易スクリーニング方法 新技術説明会

シーズコード S032001061
掲載日 2004年5月20日
研究者
  • 武藤 学
研究者所属機関
  • 国立がんセンター東病院
研究機関
  • 国立がんセンター東病院
技術名称 呼気による多発扁平上皮がん危険群の簡易スクリーニング方法 新技術説明会
技術概要 本発明は呼気中のアルデヒド濃度から食道および頭頚部領域の多発扁平上皮がん発生危険群の簡易スクリーニングに関する。発明者は頭頚部がんと食道癌を併発した患者にアルコール負荷させ、呼気中のアセトアルデヒド濃度を測定した。その結果、ADH3およびALDH2の遺伝子多型の組み合わせと呼気中のアセトアルデヒド濃度がよく相関することを見出した。多発性扁平上皮がん発症の危険率がこの遺伝子多型の組み合わせにより判断できることから、同様にアルコール負荷試験による呼気中のアセトアルデヒド濃度から危険率を推定できる。発癌の予知あるいはリスクファクターに関する報告、またALDH2欠損と発癌の関係あるいはALDHアイソザイムおよびその遺伝子の相同性と発癌に関しても多くの報告・特許がある。しかし、体内で産生されるアルデヒド濃度から癌発症の体質か否か予知する方法は今までなかった。人、一人ひとりが癌になりやすい体質なのかどうか、なりやすい体質の場合、日常生活において何をなすべきかを知ることは予防医学上重要である。
従来技術、競合技術の概要 アルコールについては一般に癌との発生関係が明らかではない。例えば個人が癌発症の危険性が高いグループに入るかどうか。判定し診断する精度の高い簡便な方法はまだ開発されていない。従来からのものは煩雑な操作手順と、被験者に侵襲的で苦痛を伴うばかりか、判定までに時間を要し従って費用も嵩むという現状である。
研究分野
  • 耳・鼻・咽頭・喉頭の腫よう
  • 皮膚の診断
  • 腫ようの診断
展開可能なシーズ (1)アルコールによる扁平上皮癌発生の高危険群の判定・診断方法と装置
(2)呼気中アセトアルデヒド濃度の経時変化測定方法
(3)頭頚部癌、食道癌の発生危険度簡易測定方法および装置
用途利用分野 扁平上皮癌発生危険度の判定

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