TOP > 技術シーズ検索 > カーボンナノチューブとイオン性液体とからなるゲル組成物及びその製法

カーボンナノチューブとイオン性液体とからなるゲル組成物及びその製法

シーズコード S040000096
掲載日 2006年8月18日
研究者
  • 福島 孝典
研究者所属機関
  • 科学技術振興事業団 相田ナノ空間プロジェクト
研究機関
  • 科学技術振興事業団
技術名称 カーボンナノチューブとイオン性液体とからなるゲル組成物及びその製法
技術概要 本発明はカーボンナノチューブをイオン性液体の存在下に機械的な力を加え高せん断力下に細分化することにより得られるゲル組成物とその製法に関する。カーボンナノチューブは金属的な性質から半導体までの多様で優れた電気的特性と大きな表面積や機械強度特性などから、電気電子材料から高性能樹脂補強材などの次世代先端材料として注目が集まり、世界的な規模で実用化研究が進行中である。カーボンナノチューブは特徴であるその微細形状と大きな表面積のため、からみ合いが非常に多く大きな束状になっており、加工性の悪いことが実用化の障害になっている。加工性の改良法としてカーボンナノチューブの表面を処理して分散性を改良する試みがされているが、処理によりカーボンナノチューブの特性が損なわれる問題が指摘されている。本発明は性能の優れたカーボンナノチューブ自体をイオン性液体中に分散させたゲル組成物であり、上記のような表面処理によるカーボンナノチューブの特性損失の問題もなく加工性の優れた材料を提供するものである。 本組成物は低シェア下では形態保持性があり、シェアをかけると流動性がある特徴を有しているので、その特徴を活用することによりカーボンナノチューブを微細に分散した状態で印刷、塗布、押出、射出等の成型が可能である。成型後のイオン性液体の除去は、水、アルコール等のイオン性液体を溶解する溶媒に浸漬し抽出除去する方法等で可能である。
従来技術、競合技術の概要 カーボンナノチューブの加工性を改良する方法として、表面を処理して分散性を改良して分散液を作製し加工に用いる試みがなされているが、処理によりカーボンナノチューブの特性が損なわれる問題が指摘されている。
研究分野
  • 炭素とその化合物
  • 応用物理化学的操作・装置
  • 高分子固体の構造と形態学
展開可能なシーズ (1)カーボンナノチューブの湿式成型加工(微細成型加工)
(2)カーボンナノチューブのブレンド加工(補強材としての応用)
(3)カーボンナノチューブの加工性向上で用途展開が促進できる技術
用途利用分野 ナノテクノロジー
エレクトロニクス(半導体、導電材)
ハイテク医療、ハイテク医薬
研究制度
  • 相田ナノ空間プロジェクト/科学技術振興機構
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 科学技術振興機構, . 福島 孝典, 小川 敦子, 相田 卓三, . カーボンナノチューブとイオン性液体とから成るゲル状組成物とその製造方法. 特開2004-142972. 2004-05-20
  • C01B  31/02     

PAGE TOP