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金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結合金軟磁性材料およびその製造方法

シーズコード S090000041
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 井上 明久
  • 沈 宝龍
技術名称 金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結合金軟磁性材料およびその製造方法
技術概要 噴霧法によって得られた粒径が53μm以上125μm以下の非晶質単相の球状金属ガラス合金粒子が焼結されてなる相対密度が99.0%以上である、金属ガラス合金が、焼結後も非晶質単相である、高密度焼結体からなり、かつ焼結のままで3800(μmax)以上の透磁率と19(A/m)以下の保磁力(Hc)を持つFe基合金軟磁性材料である。そして、球状金属ガラス合金粒子は、組成が原子%で、Co:4~15%,Ga:0.5~10%,P:7~15%,C:3~7%,B:3~7%,Fe:残部であり、ΔTx=Tx-Tgの式で表される過冷却液体の温度間隔ΔTxが25K以上を有し、かつTg/Tlの式で表される換算ガラス化温度が0.59以上であることを特徴とする金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結合金軟磁性材料である。ただし、Txは結晶化開始温度、Tgはガラス遷移温度、Tlは液相線温度を示す。球状金属ガラス合金粒子は、Gaの組成比を0.5~10原子%とすることにより、非晶質軟磁性合金の過冷却液体の温度間隔ΔTxを25K以上にすることができる。
展開可能なシーズ 非晶質合金形成能が非常に優れ、あわせて軟磁性特性も優れた特定組成の合金により、冷却速度の遅い噴霧法によって粒径の大きな球状金属ガラス合金粒子を得る。これを用いて高圧力を加えてプラズマ放電焼結することにより相対密度が99.0%以上の、金属ガラス合金が、焼結後も非晶質単相である、高密度焼結体を製作し、非常に優れた軟磁性特性を有する金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結合金軟磁性材料を提供する。
高密度であるとともに、焼結したままの状態において、金属ガラス合金が、非晶質単相組織を有し、かつ磁気ヘッド、トランス、又はモータのコアなどに適用できる優れた軟磁気特性を有し、高い比抵抗を有する金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結金属軟磁性材料を提供できる。
用途利用分野 磁気ヘッド、トランス、モータのコア
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 井上 明久, 沈 宝龍, . 金属ガラスからなるバルク状のFe基焼結合金軟磁性材料およびその製造方法. 特開2004-204296. 2004-07-22
  • C22C  45/02     
  • B22F   3/14     
  • B22F   9/08     
  • C22C  33/02     
  • H01F   1/22     

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