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ボランを重合開始剤とするビニルモノマーのリビング重合法

シーズコード S090000233
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 菅野 修一
技術名称 ボランを重合開始剤とするビニルモノマーのリビング重合法
技術概要 BR(Rは水素または炭素数2~4のアルキル基)で表されるホウ素化合物、特に、ホウ素化合物とテトラヒドロフラン(THF)とを組み合わせたものを重合開始剤として用いて、20±5%の酸素を含む空気雰囲気下、温度30℃~120℃において大気圧下においてビニル系モノマーを重合させると、同じ反応をアルゴン雰囲気下で実施した場合に比べて高い転化率が得られる。たとえば、BH-THF錯体の1.0モルTHF溶液(Aldrich社製)を開始剤として使用し、スチレン8.7mmolにBH0.087mmolを加え、大気雰囲気下、反応時間4時間、温度100℃でラジカル重合させることにより、転化率70.8%、Mn(ポリマーの数平均分子量)15500、Mw(重量平均分子量)4.27という結果が得られる。同じ条件で反応温度80℃の時は転化率56.5%、Mn18900、Mw2.20、60℃の時は転化率21.1%、Mn10100、Mw1.64、30℃の時は転化率5.4%、Mn8000、Mw1.50という結果が得られ、反応温度の低下とともに転化率は低下する。
研究分野
  • 重合反応一般
  • 製造工程とその装置
  • 重合触媒,重合開始剤
展開可能なシーズ ビニルモノマーの重合において要求される分子量、性状などが制御可能なリビング重合系を提供する。
ボランBH、特にボランBH-THF錯体を重合開始剤として用いることにより、空気雰囲気下においてスチレン、メタクリル酸メチルなどのビニル系モノマーのリビングラジカル重合を行うことができる。
用途利用分野 ビニルモノマー、ボラン
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 菅野 修一, . ボランを重合開始剤とするビニルモノマーのリビング重合法. 特開2004-331762. 2004-11-25
  • C08F   4/52     

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