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レーザ歯科治療における熱損傷監視方法および装置 新技術説明会

シーズコード S090000491
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 上田 隆司
  • 山田 啓司
  • 細川 晃
  • 田中 隆太郎
技術名称 レーザ歯科治療における熱損傷監視方法および装置 新技術説明会
技術概要 レーザ照射部から発生するプルーム光を分光し、分光したプルーム光のスペクトルから治療部の熱損傷を監視するレーザ歯科治療における熱損傷監視方法である。治療では、レーザ光をレンズ2により集光して歯の齲蝕部に照射する。このとき、治療部から発生するプルーム光は光ファイバ4によって分光器10のスリット5に伝送される。スリット5を通過したプルーム光はグレーティング6で分光され、さらに分光したプルーム光は反射鏡7で反射され、イメージセンサ8上にスペクトル像を写だす。イメージセンサ8は光センサが直線状に並んだ素子であり、センサ上に映し出されたスペクトル像は、各波長成分の強度が電圧に変換されて出力され、オシロスコープに表示される。この時表示されたスペクトル像を基に、プルーム光の発生の有無を監視し、プルーム光が発光されている時は歯に熱損傷が生じていると判断する。なお、歯に熱損傷が発生する際のプルーム光のスペクトル像は予め実験等によって求めておき、このスペクトル像と実際のデータとを比較して熱損傷の程度を監視する。熱損傷の発生をコンピュータ等の制御機器で判断し、レーザ照射を自動的に制御することも可能である。
画像

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展開可能なシーズ 歯組織にレーザが照射された際に発生するプルーム光を分光測定し、熱損傷が生ずる時に観測される特定の輝線スペクトルを監視することで治療時の歯の熱損傷を監視する方法およびその装置を提供する。
レーザ光を透過しない光ファイバをプルーム光観測に用いることで、治療部で反射したレーザ光による機器の破損や測定結果への影響を避けることができる。治療部温度を監視し、過剰なレーザ照射を避けることで良好な窩洞形成を行うことができる。非接触にプルーム光を観測できるので、患者間の感染症媒介の危険性がない。光ファイバを使用することで、例えば口腔内等の入り込んだ箇所の治療部においても温度測定が可能である。
用途利用分野 熱損傷監視装置、歯垢除去、レーザ歯科治療、

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