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イオン性フタロシアニンデンドリマーを内包した高分子ミセル構造体

シーズコード S090000524
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 片岡 一則
  • 張 祐銅
  • 西山 伸宏
技術名称 イオン性フタロシアニンデンドリマーを内包した高分子ミセル構造体
技術概要 式(1);q(c)PcM[qはデンドリマー外面の荷電原子の数、c は,荷電で負(-)または正(+)、PcMは、式(2)(式中のMは、金属原子、R1、R2、R3およびR4は、水素原子もしくは、同一または別異のアリールエーテルデンドロンサブユニットを示し、かつR1、R2、R3およびR4のうちの少なくとも一つはアリールエーテルデンドロンサブユニットであり、アリールエーテルデンドロンサブユニットは、式(3)で表され、荷電cが負(-)の場合、Wは、アニオン基を示し、荷電cが正(+)の場合、Wは、カチオン基を示し、各々のWは、スペーサー分子鎖を介して結合していてもよく、その複数がベンゼン環に結合していてもよい。nは整数を示す。]で表わされるイオン性フタロシアニンデンドリマーを提供する。高分子ミセル構造体の具体例としてはイオン性フタロシアニンデンドリマーと水溶性のポリアミノ酸系ポリマーとの静電結合型高分子ミセルが挙げられ、特に、この水溶性のポリアミノ酸系ポリマーが、ポリアルキレングリコールとポリアミノ酸とのブロックコポリマーである高分子ミセル構造体を提供している。
画像

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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 有機化学反応一般
  • ミセル
展開可能なシーズ 体内で毒性が低く、周囲細胞を侵さずに癌や腫瘍などの標的細胞、あるいは遺伝子や生理活性物質を導入する標的細胞の細胞内小器官に対し効率的かつ選択的に作用する光増感剤であるフタロシアニンデンドリマーおよび、フタロシアニンデンドリマー内包高分子ミセル構造体を提供する。
高分子ミセル構造体とすることで、著しく増強された抗腫瘍効果が示される。また、フタロシアニン化合物の優れた光増感作用を利用してエンドソームを光障害で選択的に破壊することができる。さらに、導入分子のエンドソーム-細胞質移行が効率的かつ低光毒性的に実現され、in vivoにおいて有効な光による部位選択的治療が達成される。
用途利用分野 光力学療法、高分子ミセル構造体、抗腫瘍剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 片岡 一則, 張 祐銅, 西山 伸宏, . イオン性フタロシアニンデンドリマーを内包した高分子ミセル構造体による光力学療法剤、光化学的遺伝子導入用の光増感剤、および医薬品. 特開2005-120068. 2005-05-12
  • A61K  31/409    
  • A61P  35/00     
  • A61P  43/00     
  • C07D 487/22     
  • C12N  15/09     

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