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キトサン誘導体とキトサン高分子界面活性剤 新技術説明会

シーズコード S090000549
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 吉岡 寿
  • 酒井 康雄
  • 伊藤 智博
技術名称 キトサン誘導体とキトサン高分子界面活性剤 新技術説明会
技術概要 甲殻類や糸状菌から得られるキチンの脱アセチル化物であるキトサンを長鎖脂肪酸もしくはその無水物により部分アシル化し、アミノ基の少くとも一部が多価脂肪酸もしくはその無水物によりアシル化される。ここでの長鎖脂肪酸もしくはその無水物によるアシル化は、主としてキトサンのO-アシル化として実現されており、部分的にはN-アシル化として行われてもよい。アミノ基をアシル化するための多価脂肪酸としては、好ましくは2~6までの脂肪族炭素鎖を有し、2価のカルボン酸が好適なものとして示される。より好ましくは、生分解性あるいは自然環境においての分解性を有するものである。たとえば、コハク酸もしくはその無水物によりアシル化されたものが好適な例として示される。多価脂肪酸またはその無水物によるアシル化においては、アミノ基とのアミド結合が生成すると考えられ、遊離のカルボキシル基の存在が、アニオン性をもたらすものとして重要となる。より実際的には、電荷調節のためには、アミノ基全体の15~45%が以上のような多価脂肪酸もしくはその無水物によりアシル化されていることが好ましい。
研究分野
  • 糖質・糖鎖一般
  • 各種有機化合物の製造
展開可能なシーズ カチオン性である部分アシル化キトサン:P-Cu-キトサンの電荷を調製し、両性、あるいはアニオン性に変えることにより、中性あるいはアルカリ性の環境においても使用可能な、新しいキトサン誘導体とこれを用いたキトサン高分子界面活性剤を提供する。
任意に電荷を調節することが可能とされ、これにより両性あるいはアニオン性のキトサン高分子界面活性剤等の有用物質が実現される。また、生分解性または自然環境分解性の多価カルボン酸またはその無水物によりアシル化されているために、天然物由来のキトサンとともに、完全に分解されるという、人と環境にやさしい、安全性に優れた界面活性剤等が提供される。
用途利用分野 キトサン誘導体
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 吉岡 寿, 酒井 康雄, 伊藤 智博, . キトサン誘導体とキトサン高分子界面活性剤. 特開2005-213494. 2005-08-11
  • C08B  37/08     
  • B01F  17/32     
  • A61K   8/73     

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