TOP > 技術シーズ検索 > Co-Fe系軟磁性金属ガラス合金

Co-Fe系軟磁性金属ガラス合金

シーズコード S090000893
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 井上 明久
  • 沈 宝龍
技術名称 Co-Fe系軟磁性金属ガラス合金
技術概要 式[(Co1-xFe)0.750.25-aSi100-yで示されるCo-Fe系金属ガラス合金は、ΔTx=Tx-Tg(Txは結晶化開始温度、Tgはガラス遷移温度)で表される過冷却液体の温度間隔が35K以上、換算ガラス化温度Tg/Tl(Tgはガラス遷移温度、Tlは液相線温度(いずれも絶対温度))が0.55以上という優れたガラス形成能を持つ。ただし、式中でMはNb、Zr、W、Cr、Mo、Hf、V及びTiの中から選ばれる少なくとも1種の元素であり、かつ0.14≦x≦0.43、0.03≦a≦0.07、1≦y≦4(原子%)である。さらにこの合金は、飽和磁歪(λs)6×10-6以下、1KHzでの透磁率(μe)13400以上、保磁力(Hc)2A/m以下、 飽和磁束密度(T)0.65T以上の優れた軟磁気特性を持つ。また、機械的特性は、厚さ又は直径2mm~4mm、室温での圧縮強度が3700MPa以上、伸び(ε)が1.5%以上、ヤング率が180GPa以上、ビッカース硬さ(荷重:100g、保持時間:15s)が1000Hv以上を有する超高強度合金である。このCo-Fe基バルク金属ガラスは0.6T以上の飽和磁化があり、高透磁率が得られるので、三次元の高透磁率磁心材料アンテナコア材やモータコア材などの高透磁率磁心材料として特に有用である。また、高強度、高ガラス形成能を有するため、機能材料(磁気材料)のみならず、構造材料としての利用も期待できる。
展開可能なシーズ 実用的な強度と軟磁性を有するCo基バルク金属ガラス合金系を提供する。
Co-Fe系金属ガラス合金はガラス形成能に優れ、ガラス形成の臨界厚さ又は直径が最大では直径4mmの値を有するので、銅製鋳型鋳造法により容易に金属ガラスを得られる。また、低磁歪、軟磁性、高強度を有する大型の三次元構造の金属ガラス製品を実用的に作製することができる。
用途利用分野 軟磁性金属ガラス合金、高透磁率磁心材料、アンテナコア材、モータコア材
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 井上 明久, 沈 宝龍, . Co-Fe系軟磁性金属ガラス合金. 特開2007-077441. 2007-03-29
  • C22C  45/04     
  • H01F   1/153    

PAGE TOP