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中空の殻内部に含フッ素アルキル基を有する中空遷移金属錯体、及びその製造方法

シーズコード S090000927
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 藤田 誠
  • 佐藤 宗太
  • 飯田 淳也
  • 鈴木 康介
技術名称 中空の殻内部に含フッ素アルキル基を有する中空遷移金属錯体、及びその製造方法
技術概要 遷移金属原子(M)と、末端に含フッ素アルキル基部分をもつ置換基を有する二座有機配位子(L)とからなり、置換基が中空の殻内部に配向するように自己組織的に形成されて、式:Mn12(n1)、または式:Mn22(n2)で表される中空状の遷移金属錯体を提供する。式中n1は6~60の整数、n2は、6、12、24、30または60であり、それぞれのM同士、L同士は、同一であっても、相異なっていても良い。遷移金属原子は、Ti、Fe、Co、Ni、Cu、Zn、Ru、Rh、Pd、Cd、Os、Ir及びPtからなる群から選ばれる一種である。二座有機配位子は式(I)で表され、式中、R、Rはハロゲン原子、アルキル基、アルコキシル基、シアノ基またはニトロ基を表しAは式(a-1)~(a-4)から選択され、m1、m2はそれぞれ独立して、0~4の整数を表す。Aが、m-フェニレン基の場合は、式(I-1)で示される。式中、Dは、式:—(O-CH—で表される連結基(sは1~20の整数を表す)、Rfはパーフルオロアルキル基を表す。
画像

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研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 有機化学反応一般
展開可能なシーズ 厳密に制御されたナノサイズの中空殻構造をもち、配位子末端の含フッ素アルキル基が中空の殻内部に配向するように形成された、遷移金属原子と二座有機配位子とから形成されてなる、中空遷移金属錯体、およびその製造方法を提供する。
提供している中空遷移金属錯体は球状構造になっており、錯体の中空の殻内部をフッ素原子に富んだ環境とすることができるため、殻内部に含フッ素化合物を選択的に包接することができる。又、他の分子やイオンをゲストとして選択的に取り込むことが可能で、置換基の含フッ素アルキル基の種類等を選択して用いることにより、取り込むゲストの種類や数の制御を行うことも可能となる。
用途利用分野 中空殻構造遷移金属錯体、自己組織化、含フッ素化合物の包接
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 藤田 誠, 佐藤 宗太, 飯田 淳也, 鈴木 康介, . 中空の殻内部に含フッ素アルキル基を有する中空遷移金属錯体、及びその製造方法. 特開2007-238519. 2007-09-20
  • C07D 213/30     
  • C07F  15/00     

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