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デラフォッサイト構造を持つ層状酸化物熱電材料

シーズコード S090000970
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 小野 泰弘
  • 野崎 友大
  • 梶谷 剛
技術名称 デラフォッサイト構造を持つ層状酸化物熱電材料
技術概要 p型熱電変換材料は、式CuFe1-xNi(0.01≦x≦0.05)で示されるデラフォッサイト構造を持つ層状酸化物である。CuFeO層状酸化物においてFeを少量のNiと置換することにより、室温以上で電気伝導率が著しく改善される。ゼーベック係数の低下にもかかわらず電気伝導率の増加がこれを上回り、出力因子は増加する。NiによるFeの置換はx=0.01~0.05の範囲が有効である。FeをNiで1~3at%置換することによって達成された値は、NaCoOの出力因子に匹敵する。この熱電気変換材料は、所定の割合で混合した原料粉末を焼結することによって複合酸化物の焼結体を形成することによって製造される。この複合酸化物の焼結体は、Cu源としてCuO又はCuO、Fe源としてFe、及びNi源としてNiOを使用して製造することができる。
研究分野
  • 熱電発電,熱電子発電
  • 熱電デバイス
展開可能なシーズ 化学的に安定であり、大きな無次元性能指数をもつ酸化物熱電材料、特に330℃~880℃程度の温度範囲で優れた性能を有する高温型熱電発電材料を提供する。
CuFe1-xNiは不活性ガス中で1060℃まで安定であり、850℃を超える温度でのNaの蒸発が懸念されるNaCoOに代わる高温型p型熱電材料して期待される。
用途利用分野 高温型熱電発電材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 小野 泰弘, 野崎 友大, 梶谷 剛, . デラフォッサイト構造を持つ層状酸化物熱電材料. 特開2008-159638. 2008-07-10
  • H01L  35/22     
  • C04B  35/00     

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