TOP > 技術シーズ検索 > フェブリフジン及びイソフェブリフジンの新規製造方法

フェブリフジン及びイソフェブリフジンの新規製造方法

シーズコード S090000983
掲載日 2009年9月14日
研究者
  • 小林 修
  • 上野 雅晴
技術名称 フェブリフジン及びイソフェブリフジンの新規製造方法
技術概要 式(1)及び/又は(2)で表されるフェブリフジン及びイソフェブリフジンを製造する方法である。まずキラルアルデヒド化合物を、触媒の存在下又は非存在下でアリル化剤を作用させ、生じたアリル化第2級アルコールの水酸基を保護基で保護した後、ケタール基を除去し、生じた1,2-ジオールを酸化的開裂に付すことにより、キラルアルデヒド化合物を製造する。次に、2-アルコキシプロペンを、N-ハロゲン化スクシイミドを作用させてハロゲン化した後、アリールアルキルアルコールを作用させて、アルコキシプロペン化合物を製造する。更に、キラルアルデヒド化合物、アルコキシプロペン化合物及びアミン化合物を、ブレンステッド酸触媒の存在下に水性溶媒中で反応をさせて、β-アミノケトン化合物を製造する。この化合物を、水性溶媒中で末端のオレフィン部分をシリル化して、5-アミノアルコール化合物を製造する。これを、ピペリジン環を構築した後、さらに塩基性条件下でピペリジン環部の2級アミンを保護してキラルピペリジン化合物を製造する。これに4-ヒドロキシキナゾリンを作用させて、式(3)で示す保護されたフェブリフジン化合物を得、保護基を除去する。全合成ルートの後半部分を式4に示す。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S090000983_01SUM.gif S090000983_02SUM.gif S090000983_03SUM.gif S090000983_04SUM.gif
研究分野
  • 各種有機化合物の製造
  • 有機化学反応一般
展開可能なシーズ 熱帯性マラリア原虫に対して極めて強い活性を有するフェブリフジン(3-[3-(3-ヒドロキシ-2-ピペリジニル)-2-オキソプロピル]-4(3H)-キナゾリノン)及びイソフェブリフジンの合成方法であり、全ての段階において、水性溶媒中で行う全合成ルートによる製造方法を提供する。
厳密な無水条件を必要とせず工業的な製造が可能になるだけでなく、立体選択的な製造が可能となり、しかも有機溶媒の使用量を減少させることができ、環境にも配慮された製造方法である。本発明の方法により、工業的に有利な効率的で、かつ大量生産が可能となり、マラリアの予防や治療に大きく貢献することができる。
用途利用分野 抗マラリア剤
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 小林 修, 上野 雅晴, . フェブリフジン及びイソフェブリフジンの新規製造方法. 特開2008-222566. 2008-09-25
  • C07D 401/06     
  • C07C 225/22     
  • C07C 221/00     
  • C07C  47/21     
  • C07C  45/39     
  • C07C  43/243    
  • C07C  41/16     
  • C07B  53/00     
  • C07D 491/048    
  • C07D 211/42     
  • C07B  61/00     

PAGE TOP