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金超微粒子担持触媒の再生方法

シーズコード S090001047
掲載日 2010年3月5日
研究者
  • 伊達 正和
  • 市橋 祐一
  • 春田 正毅
技術名称 金超微粒子担持触媒の再生方法
技術概要 触媒活性が低下した、250nm以下の金超微粒子を金属酸化物担体上に担持させた触媒に、酸素の存在下に触媒の吸収バンドに相当する光を照射して、この触媒を再生する。照射する光は、通常波長1~1000nm程度の紫外光である。具体例をあげると、Au(1重量%)/TiO触媒を調製し、それぞれ(イ)トイレット内、(ロ)ビルオフィス室内、および(ハ)喫煙室内、に1ヶ月放置した。触媒活性は、COの酸化処理試験を行い、COのCOへの転換率を求めた。(イ)(ロ)(ハ)共に、放置1ヶ月後には、触媒活性は当初の約2/3程度にまで低下した。次いで、触媒活性が低下した触媒(イ)、(ロ)、(ハ)に対し、酸素圧1kPa(減圧下)の純酸素雰囲気中7℃で、100W高圧水銀ランプからの光(波長200~500nm)を10時間照射して触媒の再生処理を行った後、同様にCOの酸化処理試験を行った。その結果、いずれの再生触媒においても、触媒活性が当初の水準或いはそれ以上に向上した。
画像

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研究分野
  • 貴金属触媒
  • 触媒
  • 光化学一般
展開可能なシーズ 一般に、金超微粒子(粒径約250nm以下)を金属酸化物担体上に担持させた触媒は、低温で優れた活性を発揮するが、時間とともに活性が次第に低下する。この触媒賦活を常法に従って酸素雰囲気中で加熱すると、金超微粒子が凝集粗大化し本来の触媒活性が阻害されてしまう。そこで、金超微粒子触媒の活性を阻害することなく、再生を行う方法を提供する。
活性が低下した金超微粒子触媒を常温においても、光照射という簡単な手法で再生させることができる。
用途利用分野 可燃性ガスの接触無炎燃焼用触媒、可燃性ガス用センサー、臭気成分分解用触媒、エポキシ化反応用触媒、燃料電池電極用触媒
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人産業技術総合研究所, . 伊達 正和, 市橋 祐一, 春田 正毅, . 金超微粒子担持触媒の再生方法. 特開2001-334155. 2001-12-04
  • B01J  23/52     
  • B01J  38/12     

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