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四角錘台型5孔プローブを用いた広速度域飛行速度ベクトル計測システム

シーズコード S990001667
掲載日 2000年6月1日
研究者
  • 中谷 輝臣
研究者所属機関
  • 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構
研究機関
  • 独立行政法人 宇宙航空研究開発機構
技術名称 四角錘台型5孔プローブを用いた広速度域飛行速度ベクトル計測システム
技術概要 この広速度域飛行速度ベクトル計測システムは、既設の対気飛行速度ベクトル計測システム(四角錐台型5孔プローブ・演算処理器)のうち、5孔プローブ(コブラ型)を短くして圧力変換器を後部に直結させた一体構造とし、低速から超音速域までの実環境下で適用できるようにプローブのセラミックス化と圧力導管の一部に水滴除去バルブを設けたものである。解析法として、低速から衝撃波を伴う飛行速度でもリアルタイム処理できるように、マッハ数算出にルックアップテーブル方式を採用した。水滴除去機能バルブ(リークバルブの一種)は、飛行中にわずかに入り込む水滴を溜める空洞と結氷を防止するヒータがあり、水滴の溜量により逐次排出して圧力導口を確保する。マッハ数テーブルは、低速領域(M≦0.2)、遷音速領域(0.2<M≦1.0)、衝撃波を伴う領域(1.0<M≦4.0)の3分割を基本とするが、テーブルを増やすこともできる。
画像

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従来技術、競合技術の概要 先端が球形・半球形の5孔プローブ等(ローズマウント社製)
研究分野
  • 風洞,各種試験装置,付属装置
  • 計器,誘導・制御装置一般
展開可能なシーズ (1)広速度域飛行速度ベクトルの計算
(2)ウインド・シャなどの気流変化に対する速度をリアルタイムで計算する
用途利用分野 低速機から超音速機までの対気飛行速度ベクトル計測及び該信号を飛行制御系(制御則)に適用できるために、超音速の能動制御航空機が可能。
研究の進捗状況 基礎研究段階。試作なし。平成10年現在。
関連発表論文 (1)桑野尚明, 中谷輝臣, 中村正剛, 関根英夫, 小松行夫, 岩崎昭人, 小池陽, 半沢麻雄, 鈴木誠三. ADSプローブ(ピトー管型)の高速特性試験(その1). 飛行機シンポジウム講演集. vol.33rd,1995,p.163-166.
(2)中谷輝臣, 桑野尚明, 小池陽, 中村正剛, 唐沢敏夫, 半沢麻雄, 小川哲, 鈴木誠三. ADSプローブ(ノーズ型)の高速特性試験(その2). 飛行機シンポジウム講演集. vol.33rd,1995,p.167-168.
(3)中谷輝臣, 鈴木誠三, 桑野尚明, 半沢麻雄 (航空宇宙技研); 斎藤隆司, 宇佐見光男, 岩田徹. 航空機の速度ベクトル計測用ピトー管(第3報)(実機塔載型速度ベクトル演算処理器). 飛行機シンポジウム講演集. vol.30th,1992,p.564-567.
(4)中谷輝臣, 鈴木誠三, 桑野尚明, 半沢麻雄, 斎藤隆司, 宇佐見光男, 岩田徹. 航空機の速度ベクトル計測用ピトー管 (第1報). 日本航空宇宙学会年会講演会講演集. vol.23rd,1992,p.56-57.
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人宇宙航空研究開発機構, . 中谷 輝臣, 桑野 尚明, 中村 正剛, 半沢 麻雄, . 四角錐台型5孔プローブを用いた広速度域飛行速度ベクトル計測システム. 特開平10-332728. 1998-12-18
  • G01P   5/175    

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