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木質系熱圧成形材料の製造方法

シーズコード S090001089
掲載日 2010年3月5日
研究者
  • 金山 公三
  • 古田 裕三
  • 今西 祐志
技術名称 木質系熱圧成形材料の製造方法
技術概要 木質系材料を0.1~1500μmの粒径に細かく粉砕して微粉末とし、これを170~230℃の水蒸気で処理して軟化させて流動性を持たせ、金型内に流し込んで熱圧するか、あるいは微粉末を金型に入れ、170~230℃の水蒸気処理を行いながら圧締し、成形した後、冷却して固めることによって、任意の三次元形状を付与したプラスチック類似の木質系成形材料が製造できる。具体例をあげると、スギとヒノキの混合チップを100℃で乾燥しスパイラルミルを用いて粉砕・分級し、250~355μmの原料木粉を得た。図1に示すように、金型A、金型B及び木粉1.5gをこの順に金型Cに入れ、30分間水蒸気処理を行った後、5分間圧締し、T字型の成形体が得られるようにした。圧締圧力は139MPaである。水蒸気処理温度を80、130、175℃としたところ、80℃の水蒸気処理では木粉は金型内をほとんど流動していないが、175℃の水蒸気処理の場合には金型の隅々まで完全に木粉が行きわたっていることが確認された。
画像

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研究分野
  • 製材・加工
  • 改良木材
展開可能なシーズ 従来の木質系成形材料は、細かく粉砕した木材に樹脂を40%程度混入し固めているため木材の生分解性が損われていた。この問題を改良するために、木質系材料の微粉末を原料とし、樹脂を混入することなく、任意の三次元形状を付与した木質系成形材料の製造方法を提供する。
金属やプラスチックを原料とした材料の代替材を、複雑な三次元形状を付与でき、環境・資源問題に対応した形で作製することが可能となる。
用途利用分野 木質系成形材料
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人産業技術総合研究所, 独立行政法人科学技術振興機構, . 金山 公三, 古田 裕三, 今西 祐志, . 木質系熱圧成形材料の製造方法. 特開2003-011109. 2003-01-15
  • B27N   1/00     
  • B27N   5/00     

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