TOP > 技術シーズ検索 > セラミックス繊維/SiC複合材料の製造方法

セラミックス繊維/SiC複合材料の製造方法

シーズコード S090001102
掲載日 2010年3月5日
研究者
  • 香山 晃
  • 荒木 弘
  • 野田 哲二
技術名称 セラミックス繊維/SiC複合材料の製造方法
技術概要 SiC相を繊維成形体の内部に析出させることを特徴とするセラミックス繊維/SiC複合材料の製造方法である。すなわち、繊維束又は織物の積層材を1.0~3.0MPaの一定加圧条件下(第1工程)に保持した繊維成形体にアルキルクロロシランを浸透させる。加圧された繊維成形体を900~1200℃に加熱すると、繊維と繊維が接触している箇所にアルキルクロロシランからSiCが析出し、析出したSiCによりその箇所で繊維が部分的に結束される。第1工程のSiC析出処理は、繊維成形体に加える圧力を解除した後でも繊維成形体の圧縮状態が維持されるように、繊維を部分的に結束するまで続けられる。その結果、繊維間の空隙が十分にSiC相で充填され、緻密度の高いセラミックス繊維/SiC複合材料が得られる。また、繊維成形体を900~1200℃に加熱保持し、繊維成形体の内部に浸透したアルキルクロロシランを熱分解することを特徴とするセラミックス繊維/SiC複合材料の製造方法である。
画像

※ 画像をクリックすると拡大します。

S090001102_01SUM.gif
研究分野
  • セラミック・陶磁器の製造
展開可能なシーズ SiC相形成方法として、クロロシランの熱分解を利用する方法が採用されている。しかし、この従来法では、SiC繊維を予め所定形状に成形した繊維成形体の内部空隙がSiC相で十分に充填されない部分が生じる。そこで、加圧状態でのSiC相析出反応を組み込み、90体積%を超える高緻密度をもち、SiC本来の特性を活用した高温特性に優れたセラミックス繊維/SiC複合材料を得ることを目的とする。
従来法による複合材料に比較して緻密度が極めて高く、曲げ強度に優れ、しかも軽量なことから、航空宇宙用部品,原子炉隔壁,熱交換器部品等として過酷な環境に曝される用途に使用される。
用途利用分野 航空宇宙用部品,原子炉隔壁,熱交換器部品
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人物質・材料研究機構, . 香山 晃, 荒木 弘, 野田 哲二, . セラミックス繊維/SiC複合材料の製造方法. 特開平11-335171. 1999-12-07
  • C04B  35/52     
  • C04B  35/571    
  • C04B  35/80     

PAGE TOP