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基体表面に一方向に配向したα-ヘリックス構造を有する定配序ペプチド集合体薄膜

シーズコード S090001225
掲載日 2010年3月5日
研究者
  • 樋口 真弘
  • 田口 和宏
  • 古賀 智之
  • 木下 隆利
技術名称 基体表面に一方向に配向したα-ヘリックス構造を有する定配序ペプチド集合体薄膜
技術概要 基体表面に形成した自己組織化単分子膜を構成するアミノ酸固相重合可能な末端を有する分子末端にアミノ酸を逐次重合させることにより、重合度10以上のポリペプチド鎖を持つ分子集積体よりなる定配序分子集合体薄膜を調製する。好ましくは、ポリペプチド鎖が、主としてα-ヘリックス構造を持った定配序分子集合体薄膜であるが、基体表面に形成した自己組織化単分子膜がアミノ酸固相重合可能な末端を有する分子とアミノ酸固相重合可能な末端を有しない分子との混合自己組織化単分子膜であることを特徴とする定配序分子集合体薄膜とした。ポリペプチド鎖の特定部位に各種官能基が導入可能とし、更に、ポリペプチド側鎖にイオン透過路となる親水性基あるいは、電子移動のためのドナー及びアクセプターとなる金属錯体を導入する検討を行った。基体を構成するものとしては、アルカンチオールの自己組織化単分子膜が形成可能な金、銀、白金、銅などの蒸着基体、シランカップリング剤による自己組織化単分子膜が形成可能なガラス基体またはゾル-ゲル法などによりガラス層を形成した基体を検討した。
画像

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S090001225_01SUM.gif
研究分野
  • 高分子材料一般
  • 製造工程とその装置
  • 薄膜一般
展開可能なシーズ ポリペプチドの一次構造およびマクロダイポールの配向が制御されたポリペプチド鎖を持つ分子集合体からなる薄膜を基体上に構築する手法を提供する。ペプチド合成の開始点となる官能基、(アミノ基あるいはカルボキシル基)を持つ分子を配置し、アミノ酸の逐次重合を行うことで、形成されたポリペプチド鎖が膜面に対しほぼ垂直配向し、そのマクロダイポールが一方向に制御されたポリペプチド鎖を持つ分子集積体薄膜を構築する。
α-ヘリックス構造を有するポリペプチドは、その分子軸方向に大きなマクロダイポール有することから非線形光学材料への応用が注目され、その二次構造転移を利用した刺激応答材料への応用が指向されている。特定個所にエネルギードナーとアクセプターを配した定配序ポリペプチドによって、分子軸方向に沿った効率的なエネルギー移動があるように、α-ヘリックス分子を膜面に対し垂直に配向させる効果を得ることができる。
用途利用分野 定配序分子集合体薄膜
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人産業技術総合研究所, . 樋口 真弘, 田口 和宏, 古賀 智之, 木下 隆利, . 基体表面に一方向に配向したα-ヘリックス構造を有する定配序ペプチド集合体薄膜. 特開2003-113260. 2003-04-18
  • C08J   5/18     
  • C08G  69/10     
  • G02F   1/361    

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