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メタフェニレンとオルトフェニレンの共重合体化合物 新技術説明会

シーズコード S090001234
掲載日 2010年3月5日
研究者
  • 山本 隆一
  • 新井 孝
技術名称 メタフェニレンとオルトフェニレンの共重合体化合物 新技術説明会
技術概要 第1のポイントは、非置換のメタフェニレン基と非置換のオルトフェニレンから成る高分子化合物であって、メタフェニレン基の割合が20~90%の間にある高分子化合物である。好ましくは、メタフェニレン基の割合が50~90%の間にあること、より好ましくは、その数平均分子量が200~100,000の間にあることを特徴とする前記各高分子化合物であり、更に数平均分子量が500~10,000の間にあることが望ましい。本発明の高分子化合物は共重合することにより得ることができる。具体的には、触媒の存在下に重縮合を行う。分子量については特に制限はないが、十分な強度を得るためには数平均分子量が500以上である。本共重合体は、電荷移動錯体を構成するポリマーとして有用であり、種々の電子受容体、例えばテトラシアノキノジメタン、テトラシアノエチレン、ヨウ素などと組み合わせて、有機半導体、有機電荷移動材料などを得る材料として利用できる。また、紫外線の照射によりソフト紫外線~短波長の可視光(ブルー領域)に蛍光特性を観察することができる蛍光材料としての大きな有用性を持つ。
画像

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展開可能なシーズ 青色発光性を有するメタフェニレンとオルトフェニレンの共重合体を合成し、該共重合体の特性を検討し、該特性を持つ材料の利用を開発することを目的とした。メタフェニレンとオルトフェニレンとを種々の割合で共重合させた高分子化合物を合成し、該高分子を更に高分子化する方法と、得られたより高分子化された材料を含めて、溶剤に対する溶解性が良く高分子化合物としての耐熱性や安定性の良いものを合成することを目的とした。
本ポリフェニレン共重合は、その溶液から成形が可能であり充分な耐熱性を有し、かつ青色蛍光材料として目的の作用・効果がもたらされた。可溶性で耐熱性、発光性を有し、光・電子機能を有する非置換のメタフェニレン基と非置換のオルトフェニレンから成る高分子で、更に再重合法により,良好な共重合体が製造できた。DMFを用いて検討したところメタフェニレン基が多いほど溶解性が良く,かつ高分子量のものが得られた。
用途利用分野 青色発光性共重合体

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