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エピトープの免疫原性が増強された人工タンパク質

シーズコード S090001447
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 芝 清隆
  • 大野 典也
技術名称 エピトープの免疫原性が増強された人工タンパク質
技術概要 全体としては天然のタンパク質に近い性質をもちながら、その構造上に少なくとも1コピーのループ3ペプチド配列をもつ人工タンパク質を作製し、この人工タンパク質の免疫原性を調べる。人工タンパク質の作製には「多機能塩基配列及びそれを含む人工遺伝子」やマイクロ遺伝子重合法を用い、ペプチド性エピトープを含むアミノ酸配列から構成され、エピトープの免疫原性が増強された人工タンパク質の製造方法である。人工タンパク質をコードするDNAとして、塩基配列の読み枠を異にした場合、塩基配列の少なくとも1つの読み枠にペプチド性エピトープがコードされ、他の読み枠にペプチド性エピトープの抗原性を高めるαヘリックス形成能力、βシート形成能力、疎水性度向上能力に関する性質、又は、クラスI、クラスIIのMHC分子との親和性向上能力に関する性質を付与しうるペプチドがコードされているDNAの重合体を用いる。この人工タンパク質をコードするDNAを発現させ、免疫原性の極めて弱いペプチド性エピトープであるHIVのgp120ループ3に、強い免疫原性を付与することができる。
画像

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研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • 蛋白質・ペプチド一般
  • 抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究
展開可能なシーズ ペプチド性エピトープについて、強い免疫原性や十分な免疫応答誘導活性が得られる新手法を開発する。エピトープの免疫原性が増強された人工タンパク質を含む免疫応答の誘導剤や抗体の製造方法・有効成分とする機能性食品・発現する腸内細菌からなる脱感作・免疫寛容状態の誘導剤・コードするDNAを含む免疫応答誘導用DNAワクチン等を提供する。
エピトープの免疫原性が増強された人工タンパク質を用いると、生体での体液性免疫を誘導できる。またマウスや他動物を免疫して抗体を簡便・効率的に製造でき、治療や抗体を用いた診断に利用できる。マラリアなどのDNAワクチンとして発現する腸内細菌等は、脱感作・免疫寛容の誘導にも利用でき、生体内で免疫寛容状態のタンパク質に免疫反応を引き起こさせる手法としても利用できる。
用途利用分野 タンパク質、誘導剤、抗体、機能性食品、DNAワクチン
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 芝 清隆, 大野 典也, . エピトープの免疫原性が増強された人工タンパク質. 特開2002-119286. 2002-04-23
  • C12N  15/09     
  • C12P  21/02     
  • C07K  14/155    
  • C07K  19/00     
  • A23L   1/305    
  • A61K  31/711    
  • A61K  38/00     
  • A61K  39/112    
  • A61K  39/395    
  • A61P  37/02     

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