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ガラス溶融炉

シーズコード S090001646
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 藤原 孝治
  • 新原 盛弘
  • 小林 正宏
  • 青嶋 厚
技術名称 ガラス溶融炉
技術概要 ガラス溶融炉による放射性廃液の溶融固化処理において、クロム、ルテニウム、パラジウム等の金属酸化物は、比重が大きいため徐々に沈降して溶融槽の底部に蓄積する。これら堆積物は、電気抵抗が低く、温度の上昇に従って粘度は低下する物性を持っている。堆積物の有無及び位置を特定し、その堆積箇所の近傍を加熱することにより堆積物の粘度を下げ、選択的に抜き出すことができるようにする。実施例のガラス溶融炉では、底部が流下ノズル12に向かって下向きに傾斜する構造の溶融槽14とその側壁複数の主電極16を具備し、溶融槽(14)内に投入したガラス原料と放射性廃液に主電極(16)により直接通電し発生するジュール熱により加熱溶融し、溶融ガラスを流下ノズルから抜き出すようにしている。底部電極30間の電気抵抗を抵抗計32で計測する堆積箇所検知装置(B)で溶融槽底部の堆積物(28)の有無及び位置を特定する。特定した堆積箇所の近傍を底部電極30間に電源34から通電し局地加熱する局所加熱装置(C)にて、堆積物を加熱して、堆積物の粘度を低下させて堆積物の選択的な流下による抜き出しを可能にする。
画像

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S090001646_01SUM.gif
研究分野
  • ガラスの製造
展開可能なシーズ 放射性廃液をガラス固化処理するためのガラス溶融炉運転中に、その溶融槽の底部近傍での堆積物の有無及び位置を特定し、その堆積箇所近傍を局所的に加熱できるようにして、堆積物の粘度を下げ、選択的に堆積物を抜き出す。
ガラス溶融炉運転中に、溶融槽の底部近傍に設置した堆積箇所検知装置により特定した堆積物を局所加熱装置により加熱して、堆積物を選択的に流下させ抜き出すことができる。そのため、ガラス溶融炉の運転を中断することなく効率よく連続的に行うことが可能となり、運転コストを低減できる。
用途利用分野 放射性廃棄物のガラス溶融固化炉、廃棄物のガラス溶融固化炉
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人 日本原子力研究開発機構, . 藤原 孝治, 新原 盛弘, 小林 正宏, 青嶋 厚, . ガラス溶融炉. 特開2009-057253. 2009-03-19
  • C03B   5/027    
  • G21F   9/16     

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