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ドレブリンA発現抑制作用を有するアンチセンスオリゴヌクレオチド

シーズコード S090001723
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 白尾 智明
  • 関野 祐子
  • 田中 聡一
技術名称 ドレブリンA発現抑制作用を有するアンチセンスオリゴヌクレオチド
技術概要 ドレブリンEに存在せずドレブリンAに特異的に存在し、動物種を超えて配列がよく保存されているins2領域に注目し、ins2領域に対する4種類のアンチセンス鎖を作製し、神経細胞におけるドレブリンAの発現を特異的に抑制する実験である。ラットドレブリンAのcDNAの5′側から980b~1003bにかけたaggcatcggacagtgggccttcctの領域のアンチセンス鎖である24-merのS-オリゴ(5′-AGGAAGGCCCACTGTCCGATGCCT-3′)が、ドレブリンAの発現量を顕著に低下させる。アンチセンスオリゴヌクレオチドのリン酸エステル基をチオリン酸エステル基或いはメチルホスホネート基で置換したもの、アンチセンスオリゴヌクレオチドのリボース部分の水酸基をメトキシ或いはアリロキシからなるアルコキシ基、アミノ基、又はフッ素原子で置換した誘導体を提供する。アンチセンスオリゴヌクレオチドは、選択的ハイブリダイズ特性からプローブとして使用可能で、他の脊椎動物のcDNAライブラリーからハイブリダイズする動物のドレブリンA遺伝子のホモログ遺伝子であるcDNAの取得もできる。
研究分野
  • 分子遺伝学一般
  • ヌクレオシド,ヌクレオチド
展開可能なシーズ 脆弱X症候群はX染色体にフラジャイル・サイトが存在するため起こる、遺伝性の精神遅滞の原因としては最も頻度の高い病気であるが、治療法は現在のところ見つかっていない。脆弱X症候群の治療薬等としての有用性が期待できる、ドレブリンAの発現を特異的に抑制することができるアンチセンスオリゴヌクレオチドを提供する。
アンチセンスオリゴヌクレオチドを用いると、ドレブリンAタンパク質の発現量が顕著に低下する。ドレブリンAの発現量が低下した神経細胞では、神経細胞において重要な構造である樹状突起の棘構造の長さが短くなることから、神経シナプス機能の調節を行うことが可能となり、精神・神経疾患や神経損傷の治療に応用できる。
用途利用分野 アンチセンスオリゴヌクレオチド、誘導体、ベクター
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 白尾 智明, 関野 祐子, 田中 聡一, . ドレブリンA発現抑制作用を有するアンチセンスオリゴヌクレオチド. 特開2002-300884. 2002-10-15
  • C12N  15/09     
  • A61K  31/711    
  • A61K  39/395    
  • A61K  48/00     
  • A61P  25/00     
  • A61P  43/00     
  • C07K  16/18     
  • C12P  21/08     

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