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オリゴデンドロサイト発達障害モデル非ヒト動物

シーズコード S090001730
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 高井 俊行
  • 阿相 皓晃
  • 藤原 道弘
技術名称 オリゴデンドロサイト発達障害モデル非ヒト動物
技術概要 DAP12遺伝子機能が染色体上で欠損したマウス(DAP12ノックアウトマウス)を作製して脳所見を検討し、特に前頭及び視床において脱髄(ミエリン形成不全症)を含む髄鞘形成傷害を示す。障害はミエリンを形成する役割を担うオリゴデンドロサイトのDAP12が欠損したために、この細胞の分化・発達・脳内移動が阻害されることに起因する。さらにDAP12ノックアウトマウスの行動学的解析から筋力などは正常であるにもかかわらず反射能に障害がみられ、加齢に伴い精神分裂病に似た精神異常症状を示す。オリゴデンドロサイト発達障害モデル非ヒト動物とは、DAP12(DNAX activation protein 12)遺伝子機能が染色体上で欠損することにより、オリゴデンドロサイトの発達を障害する非ヒト動物をいう。かかる非ヒト動物は加齢に伴い、ミエリン塩基性タンパク質の発現を減少させ、中枢神経系のミエリン形成に発達障害を惹起させ、那須-ハコラ病、痴呆、精神分裂病、精神分裂病人格障害、強迫症状群、ハンチントン舞踏病、トゥーレット症候群等の精神神経障害をきたしたりする。
研究分野
  • 遺伝子操作
  • 薬物の研究法
  • 精神障害
展開可能なシーズ DAP12遺伝子機能が染色体上で欠損したオリゴデンドロサイト発達障害モデル非ヒト動物を作成する。那須-ハコラ病等の精神神経障害に至るメカニズムを解析し、オリゴデンドロサイト発達障害モデル非ヒト動物を用いたオリゴデンドロサイトの発達促進・発達抑制物質又はミエリン形成促進・抑制物質などのスクリーニング方法、精神神経障害治療薬のスクリーニング方法、精神神経障害の診断方法等を提供する。
ミエリン形成発達障害モデル非ヒト動物は、中枢神経系のミエリン形成に発達障害をきたすモデル、ミエリン形成過程を研究するモデル、ミエリン形成異常により生ずる痴呆症等の精神神経障害の発症過程を研究するモデル等に有用である。また実験モデル動物を用い、那須-ハコラ病等の精神神経障害に至るメカニズムを解析し、精神神経障害の進行の予防方法や精神神経障害の治療方法を開発できる。
用途利用分野 モデル非ヒト動物、発達促進物質、発達抑制物質、スクリーニング装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 独立行政法人科学技術振興機構, . 高井 俊行, 阿相 皓晃, 藤原 道弘, . オリゴデンドロサイト発達障害モデル非ヒト動物. 特開2003-018942. 2003-01-21
  • A01K  67/027    
  • G01N  33/15     
  • G01N  33/50     

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