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多層薄膜状光触媒を用いた水素の製造方法

シーズコード S090001775
掲載日 2010年3月19日
研究者
  • 粕谷 厚生
  • 田路 和幸
技術名称 多層薄膜状光触媒を用いた水素の製造方法
技術概要 溶液中に導電性基材を浸漬し、硫化亜鉛および硫化カドミウム層を電析により順次、或いは両半導体の混晶比を傾斜的に変化させて析出・固定化させて,多層薄膜状光触媒を作製する。硫化水素を溶解する硫化水素溶解槽21と、硫化水素を溶解した溶液から水素ガスを回収する光触媒反応槽23と、水素ガス回収後の溶液から硫黄を回収し、硫黄回収後の溶液を硫化水素溶解槽21へリサイクルする硫黄回収槽25とで構成されている。硫化水素溶解槽21はアルカリ性の溶液を収容し、この中に硫化水素ガスが導入され、溶解される。硫化ナトリウム溶液は光触媒反応槽23に送られ、ここには多層薄膜状光触媒が浸漬されており、光源27からの白色光および/または紫外光が照射されると、水素ガスとポリ硫化物イオンが生成し、水素ガスが回収される。
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研究分野
  • 触媒
  • 光化学一般
展開可能なシーズ 化学工業分野や環境保全分野などで発生した硫化水素を水素と硫黄に転換できる硫化亜鉛および硫化カドミウムの組み合わせで成る多層薄膜状光触媒を提供する。
廉価で取り扱いに便利な高活性の化合物半導体からなる多層薄膜状光触媒を用いて,環境有害物質である硫化水素を原料として、簡単な工程で、亜硫酸ガスのような有害物質を発生することなく、工業全般に有用な硫黄と水素を効率よく安価に生成することができる。さらに、原油などの脱硫工程に適用すれば、硫化水素の処理によって生じた水素のケミカル・リサイクルが可能となる。
用途利用分野 光触媒,脱硫触媒,硫化水素分解触媒,水素製造触媒,水素製造装置
出願特許   特許 国際特許分類(IPC)
( 1 ) 国立研究開発法人科学技術振興機構, . 粕谷 厚生, 田路 和幸, . 多層薄膜状光触媒を用いた水素の製造方法. 特開2003-154272. 2003-05-27
  • B01J  27/04     
  • B01D  53/86     
  • B01J  35/02     
  • B01J  37/02     
  • C01B   3/04     
  • C25D   9/04     

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